起業する前に知っておきたい3つの事
時代の変化はめまぐるしく日々大きく変化する今の世の名であたりまえの常識はすごい勢いで変化しています。
つい最近まで通用していた常識が数週間後には通用しなくなっていることなんて当たり前のように起きています。
そんな世の中に対応するために、起業を目指すなら知っておきたいことを僕なりにまとめてみました。
✱商品力・サービス力で差別化ははかれない
ネットが普及した今の世の中、情報が簡単に手に入るようになり、サービスの質の均一化がすすみ、商品力やサービス力で差別化がはかれなくなりました。
つまり、どこのお店も有名なお店の商品やサービスの真似が行いやすくなり、ある程度のレベルまでは近づくことが容易になりました。
『商品力、サービス力は一定レベルあるのが大前提で世の中は進んでいます。』
あなたがどれだけ商品力やサービスの質にこだわったところで周りも一定レベルを保てる時代なのでそこで差別化をはかるのは相当難しい時代になりました。
そのような時代に、商品やサービスの質を売りに戦うのは相当厳しい戦いになるということです。
✱どれだけ頑張っても無料には勝てない
世の中の価値のポイントが大きく変化してきています。
つまり、マネタイズするポイントが大きく変わってきています。
先日、世の中を震撼させたのが楽天モバイルです。
【こちらの記事はおススメです】
『楽天モバイル新料金プラン Rakuten UN-LIMIT Ⅵ発表』
『楽天モバイルのレビューと楽天モバイルのメリットデメリット』
今までの携帯電話の料金を根底から覆すような0円プランを打ち出しました。
この発表後、楽天には多くの人が殺到しているようです。
今話題の映画『えんとつ町のプペル』が公開中ですが、
映画の前に『絵本えんとつ町のプペル』が大ヒットしています。
この絵本もネットで無料公開されました。
今時代は、メインの商品を無料で提供するという流れが起き始めています。
少し前なら0円携帯電話や無料で読める絵本なんて絶対にありえませんでした。
しかし今はそれが普通におきています。
どれだけ頑張っても無料には勝てません。
逆にいうとメインの商品やサービスを無料に出来て違うところでマネタイズ出来たら相当強い力を持つでしょう。
✱プロセスエコノミー
『アル』という漫画を制作している会社のけんすうさんが作られた造語だそうですが、
プロセスエコノミーという考え方です。
要は、メインの商品やサービスでマネタイズを行うのではなく、その制作過程でマネタイズを行うという考え方です。
例えば、この『アル』という会社では、漫画の制作過程を面白がってもらおうと制作過程を動画配信してそこに課金してもらう。
そしてその結果できた漫画は無料にする。とか・・・
キングコングの西野亮廣さんの絵本、『えんとつ町のプペル』も無料公開して、その制作過程やマーケティングなどの裏側を
オンラインサロン(月額980円)で販売しています。
商品やサービスは無料にしてそのプロセスを販売する。
サービスや商品によって転用できるものとできないものがあるかもしれませんが、考え方としては必要な考えかもしれませんね。
✱まとめ
●商品力、サービス力を過信しない(高くてあたりまえ)
●無料には勝てない
●プロセスエコノミー 販売までの過程に価値を見出せないか