マンション売却に備えて、査定の結果を聞く
2021年5月13日(別居決行:48日前)。マンション販売会社の子会社の人と面談してきました。
家に来てもらうわけにはいかないので(元夫は在宅勤務という名の自宅待機中)、近所のファミレスで会うことにしました。
一括査定サイトで送られてきた机上査定書とは比べものにならないくらいのしっかりした資料(分厚いファイル)が準備されていました。
マンション近隣の情報(交通、金融機関、商業施設、学校、地価など)が数十ページにも渡ってびっしりと記載されていました。どうしてそういう評価額になるかの根拠にもなる情報です。
同じマンションを過去に売りに出した人の事例も教えてもらえました。これまでマンションから転居していった件数とこの事例の件数を見ると、外部の会社ではなく子会社に販売を委託した人が多かったということも分かりました。
やはりこういうところは大手メーカーのマンションで良かったなと思いました。
同程度の広さ・築年数の周辺マンションの売り出し価格などの資料も参考になったのですが、1番参考になったのは同じマンションの過去の売り出し価格でした。マンション購入時の販売価格一覧表と比較すると、どこの部屋も販売当時と同等かそれ以上の価格です。
我が家の査定価格も、一括査定サイトで返信があったどの会社よりも高い評価額でした。
角部屋(3面バルコニー)、方角(南向き)、立地などが抜群に良く、評価の高い物件とのこと。
このマンションを買った時の決め手は交通の便の良さでした。マンションの目の前にバス停があり、徒歩3分で電車にも乗れる。
その時は売却することを意識したわけではありませんが、マンションの価値は角部屋であることと交通便の良さが1番だと信じていました。
築15年経っているのに、購入時よりも高い評価額なのは嬉しいのと同時に驚きでした。コロナ禍で在宅率が上がり、中古物件の需要が高まってきているタイミングだったそうです。
この子会社に販売手数料を支払っても、購入時の価格と同じくらいの差額が残るので、15年間無料で住んだようなものです。
高く売れればそれだけ弁護士料(成功報酬)も高くなるはずですが、これは仕方ないです。
もしも私に売却の権利があるなら、この子会社にお任せしようと思いました。マンションの名義が元夫なので最終的には元夫が判断することになります。