脱専業主婦を目指して、採用エントリー

2021年5月14日（別居決行：47日前）。ある企業の採用エントリーフォームから応募しました。今の私の勤務先です。年齢やブランクや家庭状況を考えると、とても勇気がいる一歩でした。

私は19年間専業主婦でした。私の母も長く専業主婦で、学校から帰るといつも家で待ってくれていました。私も子どもが小さいうちはそうでありたいと思っていましたが、難病の第3子のことがあり、子どもたちは大きくなったのにいつまでも専業主婦。完全に社会復帰のタイミングを失ってしまっていました。

第3子の病気の患者会に所属していますが、同じ病気の子のお母さんたちはほぼ働けない状況です。それまでフルで働いていた人も時短勤務やパートに変わったり、ほとんどの人は退職してしまいます。それくらい普通に働くことが難しいのです。
入院が多かったり、体調不良で学校を休むことも多くなりがち、就学していても親に（急変した時に備えて）校内に待機することを求められたり、いろんな問題があります。第3子の場合は、行事で校外へ出掛けたりする時に付き添いの協力要請があるくらいでしたが。

先月、子どもたちや兄弟に別居を宣言した頃から、仕事を探し始めていました。でも私の探す職種で募集があるのは正社員ばかり。しかも仕事柄、残業は多め。第3子のことがあるので、正社員で働くことは考えていませんでした。

全く違う職を考え直すか、無理して正社員で働いてみるか、と悩んでいた時に、勉強会で出会った人のことを思い出しました。私の希望する業界でフリーランスをされている方なのですが、週数回パートとしても働いていると言われていたことを思い出したのです。
SNSのアカウントを探し、連絡を取りました。そして情報を得て、今の勤務先に応募することができました。