荷物搬出に向けて動き始める
2021年5月17日(別居決行:44日前)。荷物を運び出すための準備を開始しました。
仕事も住まいも何も決まっていないけれど、荷物を少しずつでも減らしていかなければと思ってのことです。もし私の仕事が決まったら、これまで自由に使えていた平日の時間が限られるようになり、荷物搬出の機会も減ってしまいます。
この時点では別居というゴールは見えていない状況でしたが、いつか迎えるであろうゴールのために、できる限りの荷物(私物)を持ち出さなければなりませんでした。
最終的に引っ越し業者の手を借りることにしたのですが、この時点では家具など大きなものは諦め、それ以外のものを自力で搬出するつもりでいたので、とにかく少しずつでも、という気持ちになっていました。
2007年、母が亡くなった時、父はなぜか母の遺品をすぐに処分しようとしていました。私も兄も弟もすぐに処分するということは一切考えられず、気持ちの整理がつくまではそのままにしておきたいと思っていました。
しかし、そのままにしておくと処分されてしまうかもしれない状況でした。それで母の遺品を実家に置いておくことができず、一旦私が引き取ることになったのです。母の服や母が愛用していた手芸道具、材料など、我が家の収納は母の荷物で結構な場所を占めていました。
この日は母が使いきれなかった手芸用の生地を仕分けしながら箱詰めしました。私が今後使う可能性があるものを一部残し、残りは大きなダンボール2箱ほどになりました。
これは実家に送るのではなく、有効活用してくれそうなNPO法人に寄付しました。私も裁縫を趣味としているのですが、私1人で使い切れる量ではありませんでした。私が保管し続けるよりも生地たちにとっても幸せなことですしね。