戸籍の附票で元夫の転居先を確認したら・・

2021年11月22日(離婚成立:50日前 / 別居決行:145日後)。元夫の住所を調べるために、区役所へ行きました。
住所が分かるものと言って思いつくものは、住民票。そこでまず住民票を取ろうとしたのですが、住所が正確に(部屋番号があれば部屋番号まで)分かっているのでなければ、家族であっても発行できないと言われてしまいました。
この時はまだ婚姻状態にあったのに、それでもダメだというのには少し驚きました。

そこで戸籍の附票を取ることを勧められ、人生で初めて戸籍の附票というものを取得しました。戸籍の附票とは、戸籍と住所を紐づけるもので、戸籍が作られてから(または入籍してから)現在に至るまでの住所の履歴が記載されているものです。
私の方は一切をブロックしていますが、元夫の住所は戸籍の附票でありがたく調べさせてもらいました。

元夫は職場の近くにでも引っ越したのではないかと予想していました。これまで通勤に1時間以上かかっていましたが、もう持ち家では無いので1時間もかけて通勤する必要性は見当たりません。
そんなことから当然、勤務先に近いところへ引っ越したものだと、私も子どもたちも思っていました。と言うより、そう願いたかったのかもしれません。

しかし、戸籍の附票を取ると、そこに記載されていた元夫の住所は、なんとめちゃくちゃ近所でした。
え?えーーっと思わず叫んでしまうくらい驚きました。嘘であって欲しい。夢であって欲しい。大通りを1本挟んではいますが、距離にして350メートルです。しかも第4子が通っている小学校のすぐ隣なのです。

もう意味が分からない。なんで?気持ち悪い。

新しい土地で、新生活を自力で切り開いていく力は持っていないだろうなとは思っていました。
それに忘れもしない8月2日の通勤中、電車でまさかの遭遇をしてしまったので、小学校区に住んでいることはバレてしまっていました。消えてしまった家族の近くに住んでいれば、どこかでまた出会えるとでも思ったのでしょうか。よりによって小学校の隣とは。第4子の身の危険も感じました。

すぐに物件についても検索しました。元夫の月収にしては(婚姻費用の支払い額をマイナスすると)ちょっと贅沢な家賃という印象でした。もしかしてマンションの売却金というまとまったお金が入ったから、高めの物件を借りたのか?
真意は分かりませんでしたが、マンションの売却金を何かに使い込まれる前に早急に回収しなければと思いました。

そしてその日の夜、周囲が暗くなってから元夫の新居を偵察に行きました。該当すると思われる部屋に明かりが点灯しているのを確認したので、確かにここに住んでいるのだろうと思いました。
そしてその物件の管理会社の看板があり、マンションの販売会社のロゴマークが付いているのを発見しました。マンション売却時に新居も紹介してもらったのかもしれません。

私が別居先の住まいを探していた時に、よく分からない理由で候補の賃貸物件を断られたことがありました。この時に断られた物件Aと元夫の新居とは50メートル程度しか離れていなかったのです。
物件Aの大家に交渉してくれるという担当者に当時お断りを入れたのは、もしかして未来の私からメッセージで、そんな気持ちになったのかもしれません。


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