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南昌荘@盛岡市(2024年8月)

日本庭園「南昌荘」は、明治18年頃、盛岡出身の実業家、瀬川安五郎の邸宅として建てられ、現在は、盛岡市生協組合員の共有財産として維持されているそう。

高床式の建物と、芝生のある、明治時代らしい和洋折衷の雰囲気が感じられる素敵な庭園だった。

夏だったせいか、空の青さと、生い茂った緑の深さと、建物内の薄暗さや、間接照明がマッチして、宮沢賢治の童話の中に紛れ込んだみたいだった。

日本庭園の多くは、維持管理できずに、今後消滅していく可能性が高いのだとか。「南昌荘」は生協の所有でありながらも、色々なイベントを開催するなど、集客に力を入れている。

古き良き物は、一度壊したら、ほぼ再現できない。
日本が日本らしくあるために、他の日本庭園も、何らかの形で維持していって欲しいな(言うは易しかもしれないが、、)。

森の中の建物と飛び石
芝生の明るさと、その奥にある樹木(森)の濃さ
高床式の建物と、面白い樹形の赤松(?)
青い空と建物の暗さのコントラスト
森の中から建物へと導く飛び石
青々とした紅葉。秋には紅葉が美しいのだろう。
苔むした石橋。生い茂った緑に覆われている。
空に向かって真っ直ぐに伸びる樹木。
庭から覗く室内。
昔の映画のワンシーンに使われそうな場所。
室内のフローリングが、外光や照明の光を反射してる。
南昌荘のお向かいにあるイチョウの巨木
生垣の中に「景観重要樹木」の看板が。
この生垣もおしゃれだ。