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焼尻島@北海道(2024年8月)

1日目、羽幌町のフェリーターミナルから、最終フェリーで焼尻島(やぎしりとう)へ向かった。

時間にして約1時間。3年前に礼文島へ行った時も思ったが、青い空の下、青い海にぼっかり浮かぶ島は、本当に「天国に一番近い島」のようだ。

天売島が断崖絶壁の岩場で出来ているのに比べて、焼尻島は、標高も低く、なだらかな地形で、天売島を「男島」とすると、焼尻島は「女島」なのだそうだ。

とは言え、旅で訪れる分には天国だが、現実には、島で生活されてる方々の暮らしは大変だそうで、昔はニシン漁で栄えていた島も、人口が激減し、高齢化が進んでおり、何にも輸送費がかかるし、宿も数える程しか残っていないらしい。
(田舎はいずこも同じかもしれないが、、)

タクシーで観光案内してくれたおじさんは、人口減少の離島の未来像として、刑務所を作るのがいいんじゃないかと言っていた(‼︎)

島の観光の目玉であるサフォーク羊の牧場が、赤字や人員不足で2023年前に閉鎖されそうになったが、民間業者が事業継承することになり、今も存続している。
焼尻島にはヒグマなどの天敵がいないため、羊はストレスなく太れるのだそう。(因みに、北海道の離島の利尻島や礼文島にもヒグマはいない)

サフォーク羊は顔の黒い羊で、アニメ「ひつじのショーン」とか、村上春樹の小説「羊をめぐる冒険」にも登場する。そのせいか、風貌に親しみを感じるんだよね。

羽幌フェリーターミナル
建物が新しくて綺麗だった
フェリーの中から、焼尻島を望む
太陽が反射して、キラキラ光る海が綺麗
島が、本当に平らだなー
フェリーから、うっすらと「利尻富士」が見える
フェリー「おろろん2」で島に到着
青空の下の羊牧場
白い点々が羊たち
手前に一頭だけ真っ黒な顔の羊さん
後ろの羊たちは、水道管(?)から水を飲んでるらしい
並んだお尻が可愛い
島全体が大きな丘みたい
強風により、島には高い木が生えず、背の低い木と草原だけになる
オンコ(イチイ)の荘
オンコ(イチイ)の荘の中
オンコ(イチイ)の木が複数連なって成長し、その下にすっぽり空間が出来て、
家のようになるから「荘」と呼ばれるそうだ
オンコ(イチイ)の荘の中で記念撮影
休憩所の向こうに見える「天売島」
島から北海道側を望むと、風力発電の風車が沢山
タクシーのおじさんが、以前関西から来たお客さんに
「あれはロシアです」と言ったら信じた、と言ってた(ホンマかいな⁉︎)
島からフェリーの運航経路が見える
冬場は月の半分以上が欠航になるため、正に隔離された状態になるそう
海と草原を見渡せる、優雅なベンチ
ここでずーっとボーッとしてたいな