2024年9月28日Core資産の運用方法の変更
いまだ実際の取り崩しは行っていないのですが、年間で4%の取り崩しのシミュレーション動画を色々みてみたのですが、下落時でも生活費のために株式の取り崩しが必要になってくる場合もあるみたいで、心理的に果たして自分が耐えられるのか不安に感じています。もちろんある程度の現金(特に日本円)は確保していますので、ダメージは抑えられると思っていますが、可能ならばさらにダメージを減らしたいので、バケツリレー方式的な感じにしようと思っていまして、今後はCoreは以下のように運用していきたいと思っています。なお、現状では生活費のための取り崩しは無いので、最終的な取り崩し時のイメージとなります。
ここでIncomeですが、いわゆる高配当ETFも入れる予定ですが、実際の取り崩しは結構後になるようなので、いわゆる増配株を調べていたところ実はVTIでも増配率は結構高いようです。以下Seeking Alphaのデータを用いた増配率、直近の配当利回、10年後の配当利回、20年後の配当利回は以下のようになりました。
S&P500でも同じだと思いますが、増配率を加味すると結構将来の配当は期待できそうです。
実際の運用は以下のような感じで考えています。
Asset Allocation運用
Core資産の50%を基準、45~55%のレンジを超えた分のみリバランス
日本円25%、USドル25%、Gold25%、投資信託(主にオルカン)25%で22.5~27.5%のレンジを超えた場合のみリバランス
なお、NISAの積立投資枠でのオルカンの積立は実際に取り崩しが発生するまで積立する予定です。
Income運用
増配株、高配当株、J-REIT、オプション系ETF、債権等で考えています。割合は特に決めず、その時点で割安感のあるものをNISAの成長投資枠で埋めていく予定です。原資は特定口座の資産を売却して捻出予定です。
具体的には以下のETFを購入予定です。
増配株:VTI、VIG
SDY、DVY等も考えたのですが、高配当株とかぶっちゃうんですよね。本命はVIGで、マーケット下落時にVIGや高配当株があまり下がらなかった場合にはVTIを買おうと思っています。
高配当株:VYM、HDV、SPYD、1489
もう王道のETFだけで良いかと思っています。高配当株は不況時に買い進める感じです。グロース株の人気が高い時期もねらい目だと思っています。
J-REIT:東証リート指数
私は優良不動産を保有していないですし、株式との相関も低いのがポイントです。
オプション系:JEPI、JEPQ
以前、カバードコールETFのQYLDとかを保有しているときがあったのですが、株価の上昇局面でまったくメリットがないので長期的な利益が望めないと思って保有をやめました。目先の利回りにつられてJEPI、JEPQを保有していますが、運用開始から間もないので様子見です。保有をやめるかもしれません。
債権系:2886(PFFD)、JNK
ジャンク債と配当優先株の利回りは驚異的な水準になっています。ただ、金利低下に伴い旨味が減るようでしたら、保有をやめるかもしれません。当初想定よりも資産形成がうまく進んで、より安定性を求めるような局面になったら、考えるかもしれません。