3、プレゼンテーションで【悲劇を起こさないために】
勝負は舞台に立つ前に決まっている。いくら演技者が100%の力を発揮したとしても台本が優れていなければ、いかに良い演技をしたところで意味はない。また、プレゼンテーションというのは聴衆がいる。
聴衆が”何を聞きたいか””何を目的に集まっているのか”この聞き手のことをまず鮮明にイメージをしなければならい。つまり、事前準備ということ。
プレゼンテーションは緻密に設計されていなければならない。始め方から終わり方まですべてに意図が必要となってくる。
冒頭のつかみで挨拶をしている人がいるが、彼らは自分の名前を憶えていただくこと、挨拶の言葉のフレーズでも覚えてほしいのだろうか?
「あぁ~また残念なプレゼンだ」と一気に集中力をさげることをわざわざやっているプレゼンターがいかに多いが、彼らは決して気づくことはない。理由はカンタンだ、まず挨拶しなければならないという固定観念があるからだ。
間違えてもパワーポインタを立ち上げて、さぁ、テキストを打ち始めると悲劇が起こることは間違いない。それは回避しておきたい。この設計がしっかりと出来ていれば、プレゼンテーションは悲劇に遭遇せずに済む。