見出し画像

【2】一緒にいると楽しい人、疲れる人【本要約】

スクリーンショット 2021-04-12 9.27.26

【こんな人におすすめの本】
・一緒にいて楽しい人の話し方や行動の習慣、考え方を知りたい人。
・一緒にいて楽しい人になりたい。
・会話がはずむ人になりたい。
・気持ちのいい人になりたい。
・会話のきっかけ作りを知りたい人。

〜第1章〜
⑴会話の引き出しがたくさんある人は楽しい

どんな世代の人とも話がはずむ人には特徴があります。
それは「話題の幅広さ」です。
文学、伝統、宗教、芸能、スポーツなど、どんなジャンルでも楽しそうに返してくれる人は楽しい人なのです。話題の豊富な人を観察すると、次の共通点があります

①人とは違う方向からレアな情報を集める
会話がはずむ人は「みんなが知っているから自分も」ではなく、「みんなが知らないから」という情報が好きです。人が知らない健康情報やちょっとした雑学やお得情報など、アンテナを広げて情報をキャッチします。

②広く浅く、何かのついでに情報を集める
知らないことがあると、すぐ調べたり、人に聞いたりします。無理に新聞や本を読むよりも、電車に乗ったついでに人間観察をする。髪を切るついでに美容師さんとおしゃべりする。買い物に行くついでに書店で本を眺めてみる。「ついで」に情報集めをするのです。

③経験によるリアルな情報は何より尊い
実体験からのリアルな情報には敵いません。恋愛、旅、仕事、人間関係など、様々な経験をしている人は話題も豊富になります。「やりたいことを立ってみる、挑戦する」が結局「この人と話したい」と思われるのです。

⑵パーティで壁のはなにならないためのルール

異業種交流会、同業者の集まり、婚活パーティ、イベントの立食パーティなど、沢山の人が集まる場所は普段と合わない人と会ったり、話したりできるチャンスです。

しかし「なかなか話しかける勇気がない」「話すきっかけがない」だとせっかくのチャンスを逃してしまいます。話すきっかけは、積極的に自分で作っていく方が気分がいいし、相手も好意を持ってくれます。

会話のきっかけ作りにはルールを3つ決めてしまうと楽です。

【話しかける時のルール3つ】

①まずは、隣の人、近くの人に話しかけること
難しく考えずに、「初めまして」と言って、さりげなく話しかければいいのです。遠くにいる人や、自分が話したい人とだけ話そうとせず、まずは近くにいる人と。また、1人でポツンとしている人がいたら、声をかけるのも、パーティのマナーでしょう。

②会話を始める「最初の一言」を準備しておく
「ご挨拶させていただいてもいいですか」「どちらからお越しですか」
「お名刺を交換させていただいてもいいですか(仕事の場合)」
「今日はどのようなきっかけでいらしたのですか」といった質問や、

「知らない人ばかりだと緊張しますよね」「今日は暑いですね」「人が多いですね」など共感してくれそうなことなど、最初の一言をいくつか準備しておけば、その中から合いそうな言葉で声かけができます。

③自己開示と質問で相手に話してもらう
きっかけができたら、次は相手に話してもらうための軽い質問です。
「私は〜と言います。お名前伺ってもよろしいでしょうか」
「私は〜なのですが、〇〇さんは?」
「私は〜と思うのですが、〇〇さんは?」
というように「自分の話+相手の話」で進めると、だんだん緊張がとけて、会話が続くようになっていきます。

⑶話が途切れてきた時は「て・き・に・ち・か・し」

うまく話が続かず、気まずい空気が流れてしまう時に、さりげなく話題を提供して話をふくらませられる人になる6つのキーワードをご紹介します。

「て」(天気・季節)
「明日から雨になるようですね。今週はぐずつくみたいです」
「き」(近況)
「先週、お休みをもらって京都に行ってきたんですよ」
「に」(ニュース)
「車のナンバープレートに図柄ものが登場するらしいですよね」
「ち」(地域・まわり)
「駅前に綺麗なイルミネーションができていましたね」
「か」(体・健康)
「いつもお元気ですが、健康に気をつけていることはありますか」
「し」(趣味・仕事)
「最近は、山登りはしていらっしゃいますか」

このように、「て・き・に・ち・か・し」と順番に話を進めていくか、この中から良さそうな話題を選んで振ると、あっという間に時間が立ってしまいます。

間が空いた時の話始めは、「そうえば・・・」とか、「あ、そうだ」とか「ところで・・・」と、ふと思いついた感じでOKです。


⑷声をかけらてもらえない人が、声をかけられるようになる方法

声をかけてもらえない人が、声をかけてもらえるように心がけること2つ

①誰に対しても、挨拶だけはきちんとする
好き嫌いの分け隔てなく、広く挨拶をしていたら、ヒョンなところで会話が弾むことがあります。笑顔で挨拶するだけで、声をかけてもらえる確率はぐんと高まります。

②声をかけてくれた人には、精一杯の感謝は示す
声をかけてもらったら感謝をこめて、相手のためにできることをします。簡単なことで言えば、会話の中で、相手の興味のある情報を提供します。
つまり、最初の声をかけてもらう努力をするより、声をかけてくれた人が、再び、声をかけてくれるように努力する。

お店で言えば、新規顧客を獲得する努力をするよりも、やってきたくれたお客さんに満足してもらう努力をするということです。リピート率を100%を目指すということです。

相手が何を求めているのかをとことん考えて、自分のできる限りの最高の行動を目的にすると、長い付き合いになります。
もし声をかけてくれた人がいたら、感謝すること、その人のためにできることをしてください。例え小さいことでも。そして一緒にいる時間を楽しんでください。



いいなと思ったら応援しよう!