エブリディ・イズ・ライク・サンデー/穏やかな心で過ごす毎日
Morrissey - Everyday Is Like Sunday
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何か月か前だったか家族で出かけた時に運転している夫がモリッシーの曲をかけた。以前私が作ったモリッシー大全集みたいなCD。いつもモリッシーの曲を聴いていたので一緒にいる夫もすっかりモリッシーの曲のファンになってしまっていたのだ。
そして何曲目かに ”Everyday is like Sunday” がかかった。この曲はザ・スミスの解散後ソロになったモリッシーが出したファースト・アルバムのシングル曲。ちょっと物騒な歌詞で、ポップなメロディーが大好きな曲。「アルマゲドン来い」なんてモリッシー以外に誰が歌うだろう。
そのとき私は後部座席でボーっと外の景色を見ながら聴いていたのだけど、サビの部分を聴いていてふと思った。なんとなく、これは人の心の内面を表しているんじゃないかなって。
私は3年近くヨガとメディテーションを続けていて、最近は本当に心が落ち着いてきたと感じている。以前のように気持ちが外側の出来事によって振り回されることがかなり少なくなっている。
この曲のことはいつかnoteに書けるかな?とその時は思ってそのまま忘れていた。
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で、ここ何日か朝と夜にしているクンダリーニヨガのマントラメディテーションの時、何度かブワッと感情がこみ上げた。何か癒されたい感情が出てきたんだな〜と思っていると、小学生の時の出来事を思い出した。
ひとつは2年生の時学校で。もうひとつは5年生か6年生の時だったか。具体的には書かないけど、性的なことに関係する。
どちらもを私にとって消し去りたい過去で、何度も思い出しては蓋をしてきた記憶だった。でも忘れたい記憶ほど忘れることはできないものなのよね。
低学年の時に同級生に私がはっきり「NO」と言えば回避できたことで、気が弱く人に言いなりの私はそれに従ってしまった。今思い出しても恥ずかしい事だったし何であんな事を許してしまったんだろうと思う。
もうひとつは映画館の中。何の映画だったかもどんな服を着ていたかも覚えている。その時の感触も昨日のように思い出すことができる。隣にいた母に助けを求めればよかった。でもあの時の私にはそれができなかった。
どちらも相手にではなく、自分を守れなかった自分が情けなく、腹立たしかった。そんな経験をした自分を恥ずかしい人間だと思い、許せなかった。
以前書いた幼児の時の体験と同様、この話も死ぬまで誰にも話さず墓場まで持っていくと思っていたのだけど。でもこれも嫌な思い出ではなく、もうただの記憶にしてしまおうと思って、ここに書くことにした。
今はあの時の自分を許せるし、受け容れることができる。だって心の弱い可哀そうな子供だった私に何ができただろう。感情が出てきてから時々小学生の私のところへ行って「もう大丈夫だよ」って言ってあげてる。
物事はただ起こっているだけ。そしてどんなに最悪な体験も今の自分になるために必要なことだったって今の私は理解できる。あの出来事は今私が向き合わなければならないことで、すべては自分の中の光に出会うために起こっていたってこと。
曲に戻るけど、”Everyday is like Sunday” の歌詞を改めて訳してみて、やっぱりこの曲は核戦争なんかのことではなく、人間の心の中を歌った曲なのだと思った。言葉選びがモリッシー過ぎる(笑)
多くの人は外側で起こっている出来事や周囲の人に常に影響を受け、気持ちは怒り、悲しみ、後悔などに日々振り回されるままに生きている。
しかしそんな人生を送っているとある時転機が訪れる。今までの価値観が変わるような衝撃的な出来事が起こる。それは今の生き方を見直せという神様からのお知らせ。
そこから人は自分の内面と向き合うことになる。自分を縛り付けていた感情やトラウマを解消し受け容れ始める。それは玉ねぎを剥くように段階的に。
無駄な思考を手放し心が整ってくると周囲に影響されず自分軸で生きられるようになる。そして日曜日のようにゆったりとした気持ちで穏やかに過ごす日々を手に入れる。
灰色というと日本ではイメージが悪いけど、グレーゾーンという言葉があるように、白黒をつけない、ジャッジしない心。どんなことにも良い面と悪い面は必ずある。
「安っぽいお盆」は、日本語の「器が大きい」と同じ意味じゃないかと思う。小さいことをいちいち氣にせず広い心を持とうね、ってこと。
そして完璧じゃないちょっと難ある自分だけど、そんな自分もありのままに周りにシェアして行こうぜ、って感じかな。
眉間に朝のお日様の光を当てるのを習慣にしている。今の季節、朝のヨガが終わる頃ちょうどの時間にお向かいの家の屋根の上からお日様が顔を覗かせるようになった。
ここ何日か扉から入ってくるお日様の光に照らされて、キラキラと舞っているたくさんの埃に気がついた。
私は綺麗だな~と思って「おお、ストレンジ・ダスト~♡」とか言って”Everyday is like Sunday”歌いながら喜んでいた。
その埃をよく見ると中が結晶みたいに見えて美しい球形をしている。私の目が悪いせいかもしれないけど、あれ?埃ってこんな風に見えてたっけ??と思った。
外を見るとそこにもたくさんの埃がゆらゆらと見えた。小さな虫が飛んでいるようにも見える。ここにはもう20年以上住んでいるけどこんな奇妙な光景を見るのは初めてだった。
ふと、これってオーブってものなのかなあ?と思ってネットで調べてみるとどれも円い光のようで私が見たものとは違うっぽい。
それならばと今日はスマホで動画を撮ってみた。肉眼ではたくさんの小さな球形のものが飛んでるのが見えてたけど私のスマホのカメラでは暗くて何も映ってないみたいだった。
でも後から動画を確認してみると下の方に青い光が動いている!わ!これは!と思って映像関係の仕事をしている長男に見せると「ただのレンズフレアだよ」だって。強い光があるとレンズに反射して写るらしい。…がっくし(笑)
ま、いっか~。私の見ているのがただの埃なのか何なのかわからないけど、その光景は本当に不思議なんだよね。昼は見えないし早朝にそんなに埃って舞ってるものなのかしらね。まさにストレンジ・ダスト。モリッシーもこんな光景を見たのかも?(笑)
【12月16日追記】
ストレンジダストがよく見える動画が撮れたのでアップしま~す。
生活感溢れてるけど気にしないで~
上部は私の手。
お水ジャージャーはオットがホースで犬のおしっこ流してます(笑)
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眉間にお日様の習慣は音葉さんを知ってから始めました。音葉さんは神さまの御言葉を降ろしている方です。
音葉さんが降ろす神言葉、胸に響きます。
音葉さんのYouTubeチャンネル
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今までnoteで書いてきた曲をSpotifyのプレイリストにしています。
幼児の時の体験とトラウマの解消の記事。ザ・スミスの曲。
前回の記事もどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございます。