3代目(JB23型)ジムニー 特別仕様車「ワイルドウインド」

当初はスズキの創立80周年かつジムニーの発売30周年を記念して2000年に初登場した。
しかし、2005年以降はこれまで冬の特別仕様車枠を担っていた「FISフリースタイルワールドカップリミテッド」に代わるモデルとなったため、ウィンタースポーツやアウトドアユーザーをターゲットにしている。

登場
2000年5月、2002年5月
2005年12月、2006年11月、2007年11月、2008年11月　（計6回）

特別装備(全モデル共通)

・フロントアンダーガーニッシュ
・専用アルミホイール
・専用エンブレム
・専用スペアタイヤハウジング

登場年ごとに異なる特別装備

▶00年モデル

出典：スズキ株式会社　https://www.suzuki.co.jp/release/a/a000518.htm

専用車体色
　青×銀、パール×銀（ツートーン）

・サイドアンダーガーニッシュ
・専用シート表皮
・専用メーター（ホワイト）

※リアヘッドレストなし

▶02年モデル

出典：スズキ株式会社　https://www.suzuki.co.jp/release/a/a020516b.htm

専用車体色
　黒×銀、パール×銀（ツートーン）

・サイドアンダーガーニッシュ
・シートヒーター（運転席）
・専用車名ロゴ入りシート表皮
・専用インパネガーニッシュ/メータークラスター（ガンメタ塗装）
・本革巻ステアリング/シフトノブ
・専用メーター（シルバー）

▶05年モデル

出典：スズキ株式会社　https://www.suzuki.co.jp/release/a/a051205b.htm

専用車体色：黒、グレー、赤、パール
通常車体色：青

・金属調塗装フロントグリル
・ルーフレール（黒）
・ベースキャリア
・専用シート表皮（撥水加工・ファブリック）、メッシュポケット
・シートヒーター（前席）※助手席にも拡大
・リヤラゲッジフラット機構
・フロントトレーマット/リヤカーペットマット
・専用センターガーニッシュ
・エアコンルーバーリング（メッキ）
・本革巻ステアリング

▶06年モデル

出典：スズキ株式会社　https://www.suzuki.co.jp/release/a/a061108a.htm

専用車体色
　黒、グレー、青、パール

・ルーフレール（シルバー）
・リヤラゲッジフラット機構
・専用シート表皮（撥水加工・ファブリック）、メッシュポケット
・専用センターガーニッシュ（ハニカム）
・シートヒーター（前席）
・本革巻ステアリング

※リアヘッドレストなし

▶07年モデル

出典：スズキ株式会社　https://www.suzuki.co.jp/release/a/2007/1106a/index.html

専用車体色
　黒、赤、パール、ベージュ

・専用フロントグリル（車体色）
・ブラックルーフレール
・専用シート表皮（アルカンターラ）、メッシュポケット
・専用フロントトレーマット/リヤフロアマット
・専用センターガーニッシュ（黒木目調）
・専用シフトノブ　※ATのみ
・シートヒーター（前席）
・本革巻ステアリング

▶08年モデル

出典：スズキ株式会社　https://www.suzuki.co.jp/release/a/2008/1105b/index.html

専用車体色
　黒、紫、白、ベージュ

・専用フロントグリル（メッキ）
・ルーフレール（一部シルバー）
・LEDサイドターンランプ付ドアミラー
・専用シート表皮（防水・ネオソフィールクオーレ）、シートポケット
・専用フロアマット/ラゲッジトレーマット
・シートヒーター（前席）
・専用センターガーニッシュ（カーボン調）
・ガンメタ塗装シフトノブ、シフトゲート　※ATのみ
・本革巻ステアリング（赤ステッチ）

要点～装備に関して～

●フロントグリル
　00年、02年、06年モデル：　変更なし
　05年モデル：　金属調塗装
　07年モデル：　ボディ同色・専用品
　08年モデル：　メッキ・専用品

●シートヒーター
　00年モデル：　なし
　02年モデル：　運転席のみ
　05年モデル以降：　前席（運転席・助手席）

●ルーフレール
　05年モデル以降に装備

●リヤラゲッジフラット機構
　05、06年モデルに装備

～冬を楽しむ～
「ワイルドウインド」は登場年別で装備が異なるものの、全体的にはシルバーを基調としたパーツやメッキといったアクセントを取り入れることで、スタイリッシュかつ都会的な印象があります。また、ルーフレールやリヤラゲッジフラット機構など、ウィンタースポーツにはもちろん、積雪地帯で使用するユーザーにも重宝します。登場年別で装備が異なるため、全体的に複雑なものの、ここは選ぶ楽しみとして割り切るとよりこの仕様の魅力が引き立ちます。