スズキ アルトラパン(初代) に設定された特別仕様車
スズキアルトの派生車、アルトラパンの初代モデルに設定された特別仕様車をまとめた。
設定された特別仕様車は以下の通り
・モード (02.9-)
・モードⅡ (02.12-) ※後に「モード」としてグレード化
・バージョンV (03.1-)
・キャンバストップ (03.2-) ※後にグレード化
・ベネトンバージョン (03.4-) ※後にグレード化
・Lリミテッド (04.1-)
・LリミテッドⅡ (04.6-)
・アンセルバージョン (04.12-)
・Gセレクション (05.5-)
・GセレクションⅡ (05.12-)
・GセレクションⅢ (06.11-)
・Gエディション (07.5-)
特別装備に関してはニュースリリースに基づき、代表的なものに限定して掲載しています。
▶モード(02.9-)
画像:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/release/a/a020904a.htm
シックな内外装が特徴で、ラパンの最上級モデルとして設定された。
特別装備
・丸型メッキドアミラー
・メッキドアミラー/ドアハンドル
・フロントグリル(一部メッキ)
・本革&ウッドステアリング
・専用ファブリックシート/ドアトリム表皮(ベージュ)
・木目調インパネガーニッシュ
・オートエアコン
専用車体色
・グローブグリーンパール
・クールベージュメタリック
車体色
・ブルーイッシュブラックパール3
・キャッツアイブルーメタリック
・パールホワイト
▶モードⅡ(02.12-)
画像:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/release/a/a021204a.htm
「モード」に代わって、オプション設定だったフォグランプが特別装備された。
▶バージョンV(03.1-)
画像:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/release/a/a030114b.htm
スズキの軽自動車販売台数30年連続No.1を記念して登場し、スタイリッシュに仕上げられている点が特徴。
ターボグレードがベースのため、特別仕様車では唯一ターボエンジンとなる。
特別装備
・アンダースポイラー(フロント/サイド/リヤ)
・ルーフエンドスポイラー
・マフラーテールカバー
・丸形メッキドアミラー
・専用アルミホイール
・専用フロントグリル(金属調塗装)
・インストルメントパネル(シルバー塗装)
・専用シート表皮/ドアトリム表皮(グレー)
・本革巻ステアリング
車体色
・ブルーイッシュブラックパール3
・シルキーシルバーメタリック
・パールホワイト
▶キャンバストップ(03.2-)
画像:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/release/a/a030205.htm
特装車として登場し、名前の通り自動車全体的にも珍しくキャンバストップを装備しつつ、電動開閉式を採用している点が大きな特徴。
特別装備
・キャンバストップ(電動開閉式)
・ウインドディフレクター
・専用シート(レッド・ホワイト玉縁付)
・インストルメントパネル(ホワイト)
・センターガーニッシュ/空調吹き出し口(パールホワイト塗装)
・フロントエンブレム(レッド)
・専用アルミホイールセンターキャップ
・ブルーリフレクター式ヘッドランプ
・分割可倒式リヤシート
専用車体色
・ブライトレッド2×ダークグレーメタリック(2トーン)
・パールホワイト×ダークグレーメタリック(2トーン)
▶ベネトンバージョン(03.4-)
画像:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/release/a/a030410a.htm
スズキとオートバックスの共同企画で、イタリアのアパレルメーカー「ベネトン」を用いている。
特別装備
・専用エンブレム(フロントグリル/ボディサイド/バックドア)
・専用ロゴ(ホイールセンターキャップ/ステアリングセンターマーク/シートタグ)
・フロントグリル(一部メッキ)
・丸型メッキドアミラー
・専用シート表皮/ドアトリム(グレー)
・専用フロアマット(ダークグレー)
・「ベネトン」シートクッション(ピンク/オレンジ)
車体色
・ブルーイッシュブラックパール3
・ミントグリーンメタリック
・レイクブルーメタリック
・シルキーシルバーメタリック
・パールホワイト
▶Lリミテッド(04.1-)
画像:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/release/a/a040126a.htm
イエローの内装でカジュアルな印象にまとめられている点が特徴。
特別装備
・丸形ドアミラー
・専用インストルメントパネル(イエロー)
・ステレオ(専用色シルバー)
・専用ステアリングセンターロゴマーク(イエロー)
・専用シート/ドアトリム表皮(イエロー)
・専用フロアマット
専用車体色
・ブリージンググリーンメタリック
車体色
・ラベンダーメタリック
・レイクブルーメタリック
・パールホワイト
▶LリミテッドⅡ(04.6-)
画像:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/release/a/a040621.htm
「Lリミテッド」に続き、夏の特別仕様車であるだけに淡いブルーの内装色に変更されている。
特別装備
・専用撥水加工シート/ドアトリム表皮(ブルー・ホワイト玉縁)
・インストルメントパネル/センターガーニッシュ/空調スイッチパネル/空調吹出口(ホワイトパール塗装)
・専用フロアマット
・アルミホイール(ホワイト)
・専用フロントエンブレム(一部ホワイト)
車体色
・スペリアホワイト
・レイクブルーメタリック
・パールホワイト
▶アンセルバージョン(04.12-)
画像:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/release/a/a041207b.htm
カードレスアップパーツ等を製造販売する、ダムド社とのタイアップで、同社の内装関係用品ブランド「アンセル」に由来。
CMでは通称”春の特別仕様車”扱いになっていた。
特別装備
・インストルメントパネル(ピンク塗装)
・専用シート表皮(撥水加工)/ドアトリム
・専用フロアマット
車体色
・ラベンダーメタリック
・レイクブルーメタリック
・パールホワイト
・ココナッツベージュメタリック
▶Gセレクション(05.5-)
画像:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/release/a/a050509c.htm
廉価グレードのGをベースに特別装備を追加しつつも、価格はリーズナブルに抑えている。
特別装備
・専用シート表皮(撥水加工)/ドアトリム表皮(ベージュ)
・インストルメントパネル(アイボリー)
・メータークラスター/ステアリング/エアコン吹出口/センターガーニッシュ(シルバー塗装)
・ステレオ(専用色シルバー)
・フロントグリル(一部メッキ)
・専用フルホイールキャップ(センター部ホワイト塗装)
専用車体色
・ガーネットオレンジメタリック
車体色
・ブルーイッシュブラックパール3
・レイクブルーメタリック
・パールホワイト
・ココナッツベージュメタリック
▶GセレクションⅡ(05.12-)
画像:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/release/a/a051205a.htm
「Gセレクション」に続き、ダークな色調に変更され、よりシックな印象となっている。
特別装備
・専用インパネ(木目調)
・専用シート表皮(ベージュ・ブラウン)
・専用ドアトリム表皮(ブラウン)
・内装加飾(シルバー塗装)
・専用フロアマット
・フロントグリル(一部メッキ)
・メッキドアハンドル
専用車体色
・ミステリアスバイオレットパール
車体色
・ブルーイッシュブラックパール3
・ラベンダーメタリック
・パールホワイト
・ミルクティーベージュメタリック
▶GセレクションⅢ(06.11-)
画像:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/release/a/a061108b.htm
06年4月に実施されたマイナーチェンジ後(後期型)初の特別仕様車。
柄を配したシートやパネル類が特徴となっている。
特別装備
・専用シート/ドアトリム表皮(ブラウン・ヘリンボーン柄)
・専用フロアマット
・専用インパネ(ホワイト・リーフ柄)
・専用メッキフロントグリル
・メッキドアハンドル
・内装加飾(シルバー塗装)
専用車体色
・マルーンブラウンパール
・マルーンブラウンパール×ホワイト(2トーン)
車体色
・ムスクブルーメタリック
・ムスクブルーメタリック×ホワイト(2トーン)
・ミルクティーベージュメタリック
・ミルクティーベージュメタリック×ホワイト(2トーン)
・ブルーイッシュブラックパール3
・ブルーイッシュブラックパール3×シルバー(2トーン)
▶Gエディション(07.5-)
同日のグリルデザインの変更をはじめとする改良と同時に設定された。
特別装備
・フロントグリル(外周メッキ)
・メッキアウトサイドドアハンドル
・専用シート/ドアトリム表皮(ブラウン)
・専用インパネ(ベージュ・リーフ柄)
専用車体色
・スパークブラックパール
・マルーンブラウンパール
・ミステリアスバイオレットパール
車体色
・パールホワイト
・ミルクティーベージュメタリック
~味わい深いモデルに~
初代は特別仕様車だけでも「キャンバストップ」に代表される特異な仕様を持つなどバリエーションに富んでいますが、他にもターボエンジンを搭載し、60psを発揮する「ターボ」グレード、64psを発揮し、ラパン史上唯一5速MTが選択できた「SS」、そして専用の内外装を与えた「L」グレードなど実にバリエーションに富んだラインナップを行っていました。
ラパンから"走り"というイメージは遠い気がしますが、初代は意外にも"走り"へのこだわりが強かったという意外性があって、単に"かわいい"などといった程度では終わらせてくれない独自の魅力を持ち合わせています。
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