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【スズキ ハスラー】新型でも登場!特別仕様車「Jスタイル」を解説してみる

これは欲しくなる! 新しくなったJスタイル

2020年11月17日、2代目ハスラーとしては初めての特別仕様車が発売されました。その名も「Jスタイル」で、ハスラーを知る人にとってはお馴染みの特別仕様車の登場になりました。


そもそもJスタイルとは

そもそもJスタイルとは2014年末にワゴンR、スペーシア、ソリオバンディット、ハスラーの最上級グレードをベースに追加された特別仕様車で J・スタイル なだけあって 和を感じさせるカラーリングが特徴でした。

ハスラーには後に、特別仕様車では断然NAが多いスズキがターボに設定を拡大するなど、1グレードに限りなく近い、定番の特別仕様車と化した経緯をもっています。


今回も贅沢な仕上がり!

~外観編~

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https://www.suzuki.co.jp/car/hustler_jstyle/


今回ももちろん最上級グレードの「HYBRID X」「HYBRID X ターボ」をベースにしているため、充実した外観となっています。

特別装備は

・ルーフレール
・専用メッキフロントグリル
・HUSTLERアルファベットエンブレム[メッキ](フロントフード)
・フロントバンパーガーニッシュ[スチールシルバーメタリック]
・リヤバンパーガーニッシュ[スチールシルバーメタリック]
・メッキフォグランプガーニッシュ
・メッキドアハンドル
・J STYLEエンブレム(バックドア)
・360°プレミアムUV&IRカットガラス

フロントのハスラーのエンブレムや全体的にメッキが増えている点は、先代の印象を色濃く残しており、バンパー下部のシルバー塗装も先代を彷彿とさせます。そして顔となるグリルは左右まで伸びた専用形状のメッキタイプのもので、ポップな印象をスタイリッシュに一変させており、幅広く受けそうな印象です。

360°プレミアムUV&IRカットガラスなど、目立たない部分ではありますが、気の利いた装備も追加されています。

そして、個人的に新しいアプローチだと感じたルーフレールは、実は現行ハスラーでは設定がなく、残念に思っていたので、それが復活したのは嬉しいポイント。さらに先代がシルバーのローマウントタイプで都会的な印象でしたが、今回のオフローダー的なブリッジタイプのルーフレールは、ライバル、ダイハツタフトの(後席のみで中途半端な印象の)ルーフレールとルーフレール自体設定の無い、普通車のクロスビーやトヨタライズ(ダイハツロッキー)と比較してもアドバンテージとなるのではないかと思います。


~今回は全部2トーン 専用色多し。8色のボディカラー~

Jスタイルと言えばボディカラーという人もいらっしゃるのでは?と言うほど、Jスタイルでは毎度、専用のボディカラー(組み合わせ)が設定されている点も見どころで、今回は専用色6色、通常色2色の全8色のボディカラーが設定されています。いずれもホワイトかガンメタのルーフを組み合わせた2トーンです。

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クールカーキパール×ホワイト

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フェニックスレッドパール×ホワイト

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ブルーイッシュブラックパール3×ホワイト

https://www.suzuki.co.jp/car/hustler_jstyle/

まずはホワイトルーフの専用色3色です。何か見覚えのある色合いではないでしょうか、、、。
先代最初の「Jスタイル」で設定された色と全く同じですね。(知る人にとっては感慨深い。。)


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オフブルーメタリック×ガンメタリック

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シフォンアイボリーメタリック×ガンメタリック

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ピュアホワイトパール×ガンメタリック

https://www.suzuki.co.jp/car/hustler_jstyle/

そしてガンメタルーフの専用色でこちらも3色です。
3色とも先代でお馴染みとなった色合いですが、現行では全てモノトーンのみとなってしまい、物足りなさを感じていたので嬉しいポイント。
(オフブルーに関しては元がタフなデザインなので先代の特別仕様車タフワイルドっぽい…笑)


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フェニックスレッドパール×ガンメタリック

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デニムブルーメタリック×ガンメタ

https://www.suzuki.co.jp/car/hustler_jstyle/

通常色の2色。
この2色もハスラーでは人気の高い色ですね。

全体的な感想として、カーキや黒の2トーンは「正直、2トーンでハスラーのキャラを活かしたいけど、ポップなカラーリングはチョットな…」派にとっては潜在的な需要があったと感じますし、私は上記の理由でカーキと黒に白2トーンがあればと感じていたので大満足です!


~内装編~

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https://www.suzuki.co.jp/car/hustler_jstyle/


内装もベースが上位グレードの「HYBRID X」「HYBRID X ターボ」なので充実装備です。

特別装備内容は

・レザー調&ファブリックシート表皮[ブラウン&ダークブルー]
・レザー調ドアトリムクロス[ブラック](フロントドア)
・ドアトリムカラーガーニッシュ[ブルーイッシュシルバー]
・インパネカラーガーニッシュ[ブルーイッシュシルバー]
・フロアコンソールトレー[ドリンクホルダー付][ブルーイッシュシルバー]
・メッキインサイドドアハンドル
・「ナノイー」搭載フルオートエアコン[エアフィルター付]

ハーフレザー調のシートやナノイー搭載のエアコン装備するあたりが先代の要素を感じさせますね。

レザー調のシートはブラウンのレザー部分とブルーのシート表皮によるもので、なかなか粋なカラーリングではないかと思います。ただ、表皮の柄に騒がしそうな印象を受けるので、上質なJスタイルとしては落ち着いた表皮の方が質感的にも満足できたのではないかという印象です。

一方で、派手な色使いを一切廃したインパネはブルーイッシュシルバーの差し色が金属チックで質感の高さもそうですし、ハスラー本来の道具感を感じさせてくれる部分でもあるので、この色遣いは秀逸だと思いました。


グレードと価格

従来通り、NAとターボの2種類なのでグレードは2つで、
価格は2WDと4WDがあるので、4つということになります。

・Jスタイル(NA)
  2WD … 1,595,000 円
  4WD … 1,729,200 円

・Jスタイルターボ(ターボ)
  2WD … 1,689,600 円
  4WD … 1,823,800 円

参考
HYBRID X(NA) ※2トーン仕様車で計算
  2WD … 1,562,000 円
  4WD … 1,696,200 円

・HYBRID Xターボ(ターボ) 
 ※2トーン仕様車で計算
  2WD … 1,656,600 円
  4WD … 1,790,800 円

Jスタイルの価格プラス分は33,000円です。

このプラス幅は意外にも小さく、絶対的にお買い得ではないでしょうか。
ルーフレールだけでも元が取れそうな価格ですが、さらに特別装備が満載で総合的にも質感が高まっているので、満足度の高い仕様になっているなぁという印象を受けました。

強いて言えばポップボディカラーが好きな人にとっては痛いかなぁ。


新たな価値をまとったJスタイル

ハスラーのファンにとっては今回のJスタイルの設定は嬉しいニュースですよね。従来と同じく高級感がある点はもちろんですが、新たにルーフレールを装備するなど、アウトドアユースにもアプローチしているというのが今回の特徴でもあり感想です。そして、落ち着いたカラーリングはダウンサイザー受けが良く、ポップな印象も払拭しているので、トヨタRAV4やスバルフォレスターといった走破性重視の中型SUVからのダウンサイズにも十分にヒットするモデルになったのではないかと思います。

年始はソリオと一緒に実車を

スズキは新年早々に行われる初売りに注力しており、毎年、年末に新モデルを投入する傾向があります。今年はソリオのモデルチェンジが明らかとなっていましたが、人気の高いハスラーもこうしたテコ入れが行われることで、見応えがありそうですね。1車種だけだと、どうしてもインパクトに欠けますし、実際に実車を見に行くきっかけにもなりにくいですから、こういう2車種(もしかしたら、さらに増えるかもしれない)を投入してくれるのはいいですね。

ソリオも興味深い1台ですので、気が向けばハスラーとともに実車を見に行こうかなと思わせてくれました。


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