仲人業、長年のなぞ
こんにちは。
暑すぎる日々が続きます。
洗濯物がよく乾いてよろしいことだと呑気にしております。
冷房の室内にずっといるより、昼間は扇風機にして窓を開け放ち、
たまに来る風のひんやり感を感じながらじわじわ暑い、、!という
ほうが好きだったりします。お気に入りの風鈴の音色とともに。
これにあずきバーがあればいうことなしです。
仲人業も結構長年といえるくらい経験してきました。
ご縁結びは好きなので楽しいですし、
仕事というのは自分で選ぶのではなく役目として仕事に選ばれているんだという齋藤一人さんの言葉がとても印象的だったこともあり、これからも仲人をやっていくことにブレもなく変わりないですが、婚活のなかでひとつだけとても不思議なことがあって今日はそのことをひとりごちてみようかと思いました。
婚活している人の行動で不思議なこと、です。
ちなみにわたしはコロナワクチン非接種者さんの婚活をサポートしていますが、もともとは一般のワクチン関係ない結婚相談所もずっと運営していますので、今日はその一般の婚活でたまに起こるお話です。
不思議なこと。
それは。
「会おうとしない。」
これです。
先方からお申込みがきても。
わたしから紹介しても。
会わない理由は
「忙しい」
または「今回はちょっと見送ります」
だいたいこのあたり。
結婚したくて、しかも年齢も40代とかなのに、お見合い1件もできない
くらい忙しいのでしょうか。
その「忙しさ」はご自身のせっかくの「生涯の出会いのチャンス」である「お見合い」より大切なのでしょうか。
3度もごはんも食べられないくらい忙しいのだろう、きっと寝る間もないくらい忙しくて、スマホを見る時間やぽちっとボタンを押す3秒だって惜しいくらいなんだろう、と思うしかありません。
また、「今回はちょっと見送ります」
次回がくると誰が言ったのだろう。
まあ具体的な事例では、例えばこんなかたがいらっしゃいました。
40歳男性へ、年下女性からお申込みがきたのです。相手から会いたいと。
女性の私から冷静に見て、清潔そうでごくごく一般的な良い写真とプロフィールです。だってプロフィールからなんておおよその顔と体形と年齢しかわからないですから。
人柄なんて不明ですよ。プロフィールシートでは。
だから極端な方向でなければ、会う一択だろうとわたしは思っています。
本人に伝えると、「考えたのですが今回はちょっと見送ります」と。
こうくるパターンは案外少なくありません。
何を考えるのでしょう。
写真をみて、この人はこうみえてキツイかもしれない、家族構成に姉って
書いてあるから本人は妹か、頼りないかもしれない、僕はしっかりした人が好きだし。それに特技が料理って書いてあるけどほんとかな。味の好みは合うかな。○○(趣味とか)が好きなんだな、価値観がちょと違うかもしれない。。とか、そんな妄想をして、それを「考えた」のかどうかはわかりませんが、しかしながら、結局会わないまま終わるのです。
会わないことには、その本人がどんな人柄で、どういうことを大切に生きているとか、雰囲気も性格も、まったくわからないのに。
といいますか、せいぜいお見合い1時間のお茶タイムで話したって、人なんて全然わかりませんよ。
そこから少しずつ知っていくのですから。
だからこそ婚活はまず「会う」しかないのに。
人は自分を映してくれます。鏡の法則ですから。
そして会うことによって、自分の好みや自分の傾向も見えてくるものです。
それが大事。
そうやって自分を人によって磨いていくことも大事。
こもって考えていたって、キツイこといいますが進歩などゼロまたはマイナスになっていくだけ。
どんどん頭でっかちになって、そうして脳で考えすぎて心の感度が鈍くなっていってしまう。
もっといえば、理想だけが独り歩きしてしまう。
せっかく本人も良いところがたくさんある素敵な人なのに。
もったいないのです。
お見合いをしたとしても、そのお見合いが結婚に必ずいくわけでもないし、もっといえば、お見合いをしたってお互い気に入らない場合はそこで終わるだけですし。
人なんてわからないから、お申込みをしてきたほうから交際を断ることもあるし、もちろんその逆もしかりですが、男女の仲などどうなるか誰にもわからないものですから。
わからないのですよ、縁がどうなるかは。
だからこそ「会う」
会って確かめる。
それは何を確かめるかって、
自分の「きもち」「考え」「大切にしたいこと」
自分を確かめるんです。相手じゃない。
婚活は、自分のためにやるんです。
仲人がいっているからやるわけもなく。親のためでもない。
自分のために、自分が自分らしい幸せをつかみたいなら、そしてその方法のひとつに結婚があるなら、その出会いのひとつとして婚活があるんです。
ガチガチに考えすぎないことです。
構えすぎないこと(^^♪
もっと心と身体を緩めて、気楽にリラックスして
軽やかにふんわりと生きるようになれば、きっと
「会ってみよう」というマインドになれるはずなのです。