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伊勢神宮に仕えた斎王の気分で過ごせるお宿♡

伊勢のお宿は千の杜という外宮と内宮の間辺りにある自然に囲まれたところを予約。

すると前日にお宿から
『予約したお部屋が改装に入ることになり、敷地内の隣にある斎王の宮という露天風呂つきのお宿に無料でアップグレードさせてほしい』と電話があった。

アップグレードも嬉しく、露天風呂付きのお部屋ということでワクワクしながら向かった。

お宿に着くとまず歓迎の金を鳴らしてくれて、お出迎えしてくれます。
玄関にはかわいらしい風鈴の装飾。
ロビーのソファーに座ったままチェックイン。

風鈴🎐


お宿の方がお部屋まで荷物を持ってくれて、お部屋の説明をしてくれました。

斎王の宮とは
670年頃から1330年頃まで天皇に代わって伊勢神宮に仕えるために選ばれた皇族の女性が俗世を離れ、伊勢に住んでいたときのお屋敷。
斎王の記録の解明にはあと200年ほどかかると言われているそうですが、実際に斎王が伊勢神宮に出向くのは年に3回ほどでその他は斎王の宮で雅な遊びをしていたのだとか。

こちらのお宿は、斎王の気分で過ごしてほしいそうで、お宿の部屋の明かりも昔のようにロウソクの灯りくらいの照明。

天蓋つきのベッド
伊勢の組紐、かわいい♡
貝合わせ

貝合わせはひな人形のお飾りでは見た事がありましたが、こちらのお宿ではお借りして実際に遊べます。
史実によると絵柄に合わせて和歌を読んだり、神経衰弱のように対を作ってあそんだようですが、
わたしは貝の形がピタッと合う対を探して作って遊んでいると、無性にときめいていました♡

新月の星空

お部屋の露天風呂から眺める星空もプラネタリウムのように綺麗でした。

大浴場には三重県内の温泉水を運んだ天然温泉の露天風呂も。41度くらいのとろっとした泉質で気づけば2時間も浸かっていました。

お部屋に戻ると緑に囲まれているので大変静かで、虫の声が聴こえてきます。
ベッドの天蓋をしめて可愛い空間で眠ることができました。

シャボン玉

翌朝はお出かけの際の車でのお見送りも素敵でした♡

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