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風車軍(郡ではなく)との遭遇

先日の稚内までの旅で、宗谷丘陵と白い道に行ってきました。
宗谷丘陵の周氷河地形は約1万年以上前の氷河時代に作られたもので、不思議な凹凸のある波状地形の広大な丘に牛が放牧されていて、美瑛の丘の景色とは全く異なる複雑で素敵な丘でした。

Instagramとかで有名な白い道は、宗谷丘陵から海に向かって利尻富士を眺めながら下っていくフットパスです。
そもそもなぜ白い道かというと、風車を作るための重機が通る道路のために、ホタテ貝の貝殻を敷き詰めた所、白い道ができあがり、いつの間にかそれが有名になったらしいのです。
 

遠くに見えるのが利尻富士
道路にはホタテ貝の貝殻が敷き詰められている


宗谷丘陵にはこれでもか!って、いうくらい風車が乱立していて、自然エネルギーを活用していて素晴らしいなぁ!

とは思えませんでしたf(^^;

実は泊まった宿のオーナーのお話で衝撃の事実を知ってしまっていたからです。

風力発電に使う風車の寿命は20年くらいと短くて、普通に風車が回る低周波だけでも体に不調が出る人もいるのに、寿命が近い風車はガタンゴトンとすごい音や振動があるそうです。しかもリサイクルできないから地中に埋めるだけの粗大ゴミになります。

業者は安い土地を買い漁って風車を作り、電力会社が100%買い上げるのを国が保証してくれるので、すごく儲かる商売らしいです。そして風車の廃棄には高額な費用がかかるので、一旦、その業者は倒産?した事にして消えてしまい、次に名前を変えて同じ事を繰り返すんだそうです。太陽光発電しかり。

いやぁ、知らないって怖いですね。
国がもっと監視体制をしっかりして、自然エネルギー自体の技術革新に力を入れてリサイクルできるようにして、真っ青な空に美しく白い風車が回る風景を楽しめる日が来るのを祈ってます。

ちなみに排水に優れたホタテ貝の貝殻を道路に敷き詰めるのは、究極のリサイクルですね🎵

私もホタテ貝を沢山食べて、微力ながら貢献したいと思います(^-^)




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