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硝子体出血 その後
承前
はっきり言おう、かなり軽症だったみたい。
時間経過による変化を書き出すと……
8時頃出血? 濃いめの黒い筋が左目視界のほぼ真ん中に発生
9時頃 キツネそばを食う。美味。
10時頃 目玉をグルグル動かして邪魔くさい陰を視界の端に追いやる。
12時頃 視界の端に黒いものが見えるがあまり気にならなくなり、黒さもかなり薄まってきた
15時頃 左目視界が段々とぼやけ始める。薄く黄色い色が着いてるから、多分血液ではなく【血漿】が視界内に入ってるんだろう。これが実は1番邪魔くさかった。指紋とかで汚れたメガネを装着してる様な感じ
18時頃 血漿も段階的に吸収されてるのかボケが薄まる。微小血管からの出血だから血管拡張する酒と風呂はヤバいかなーと思ったが、まぁどうにかなるやろの精神で長風呂しながらストロングゼロをキメる。一応用心して一気にガブガブやらなかったワイは出来る子(自画自賛)
今朝 視界の端に黒いのまだ居るけど真正面注視してる限りはほぼ見えない。視界の曇りも取れて快適快適♪
血液の吸収完了まで1〜3ヶ月って話はナンだったのか?
もちろん良い子の皆んなは眼に異常が発生したら眼科医に見でもらうやで。ただワイはかつて胃潰腫とか角膜剥離とかやった経験があり、医者行っても根本的な解決策が無く、ある意味「自然治癒を待ちなさい」と言われた経験がけっこーあるのである。
角膜剥離がものすごーくツラいのだが、大酒飲んでコンタクト外さずに寝たらレンズと角膜が(アルコールの加水分解により体内水分量減って)くっついちゃいまして。で朝目を擦ったら角膜ちょっと剥がれたの。
するとだな。外界の光が入ると激痛走るんだわ。
こりゃたまらんと眼科に行ったが「治療法ナッシング」 点眼薬差して耐えてねーみたいな。キャプテンハーロックみたいな外光遮断する眼帯くれよ!
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胃潰瘍とか角膜剥がれも多分なんかイカす治療法あるんだろうが、コスパ考えたら「自然治癒に任せた方が安全だし安価」という事例は確かにある。科学は無力だ……
で、今回の硝子体出血も治療はあるにはある。目ん玉局所麻酔してレーザー治療とかですわ。99.99%ぐらい安全だと思うが、手術となれば告訴対策で医者からまた「失明するかもしれません」「視力低下するかもしれません」「ワンチャン死ぬかも……?」みたいな脅しを受けるし、年末ジャンボ一等当選ぐらいの確率でマジで死ぬかもしらん。
手術ってーと今はどんな簡単な手術でもそんな説明必ずして承諾書にサインさせられるのだが、それらのトラブル発生率は極めて低い。ギャンギャン医療ミスだ何だと騒ぐ連中がいるから医者側も自衛せにゃならんのだ。
今回は割と短期で状況好転してたし、ワイはワイの知識を動員して「まぁ、医者行っても大した治療も無く、経口止血剤4〜6粒貰って終わりやろうなぁ」と、わーくにの国庫医療負担を少しでも和らげるべく医者行かなかった。胃潰腫で血を吐いた時も「ストレスの無い生活してねー」「(エンドユーザーサポートだから)ストレスフリーは無理です」「そうなの? 頑張ってねー」
医療とは一体……
現代科学や現代医療は強まりまくっている。病気になったら神様に祈るとか、万能治療法である瀉血やレメディやらされてた時代に比べたら月とスッポンどころか琴座ベガとスッポンぐらい進歩してる。しかしその進歩すら十分では無いのだ! 世の中には現代医学では治療法どころか病名すら分からない病も多く、サイエンスの神を奉じる科学者という名の司祭は今日も紙の摂理を解き明かすために日夜奮闘している。
特に人体。流石神様が作っただけあり、かなり精妙に作られておる。ともすれば科学の道を行くものは神を軽んじると思い込んでるスカタンがいるが、全くナンセンスな話だ。調べれば調べる程神のみわざの巧みさを知る羽目になるんやで。
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