中に居る！

自分で書いた水星の魔女二次創作、魁傑！　ガンド天狗は楽しいなぁ(宣伝)

で、データストーム周辺投射攻撃であるあらしテンペストってのは実はアレがそういう攻撃だって一言も公式サイドは明言してないのだが、なんかいつの間にかそーゆー前提でみんな話してるよね。その辺の描写を読み直していつの間にかまた自作を読んでる訳だが……この中に「エリクトがエアリアルに吸収される事故」の可能性が潜んでいた。

タヌキ親父たちの夜 - 怪傑！　ガンド天狗！！！【完結】 - ハーメルン

私の作品内では「水星に到着したルブリスはエリクトのゆりかごとして活用されてたので、危険なガンド・アーム接続機能は最初期に取り外してある」

作品内では「だからエアリアルはガンダムじゃねーんですよ！」という流れだが、もしこの「使えないしエリーのゆりかごでもえーか」という判断下した「当時のシン・セー幹部のタヌキ親父ども」がおらず、ガンド接続残したまま全高18mのPS5としてルブリスをエリーちゃんに与えていたら、どうか？

「くぅー！　ここでアクセルぜんかい！
インドじんをみぎに！」

で、曲がれ曲がれ限界超えて曲がれ〜っ！　と念じてルブリスちゃんが「わかったお！　パーメットリンク4で超加速超旋回するお！」

……という事故が起き得るのではないか？

正直8年の年齢差なんて夏への扉時代から冷凍睡眠ってテクでクリア可能だし、SF小説的には手垢が付いててしょーじきつまらん。(67年前のネタだぞ)
事故って慌ててルブリスの中から人格サルベージして「8年掛かりました」とか、エリクトサルベージ出来てるんだけど記憶欠落から「ルブリスをサルベージした」みたいな取り違えや勘違いで話進めるのはつまんなくない？　そこにあるのはドラマじゃ無く説明だしな？

極論したら、ドラマってのは「面白い説明」ですわ。水星の魔女14話では色々な事が「説明」されたがそれ自体は大して面白くはない(個人の主観だが)
ただ単に視聴者の感情揺さぶる展開考えたなら「十分に予測可能な」……ハーメルンで2次創作書いてるそこらのおっさんにでも予測できる展開だった。これがプロの仕事というのは頂けない。

説明されて納得するというプロセスを「楽しい」と誤解させるのは詐欺師であろう。これは未解明の謎が残る限りは誤解させ続ける事が出来るが、全て明かされた後に再読できなくなる(答え知ってるクイズだもの！)タイプの物語で、円盤売り上げに悪影響及ぼすやり方ですわ。

ネタが分かってても、展開がバレバレな王道路線でも視聴者牽引できるのが「良い物語」なんですなぁ。