イーグル号かな?
前口上
ブレイバーンの飛行形態にゲッターのイーグル号入ってない?(幻覚)
今の所主人公チームが日米TS(ティタノストライド)乗りだから誰も考察してないが、複数アングルのバディものと思わせといて、実はゲッタースパークするのでは感を仄かに感じるのさ。何故かというと、あからさまに欠けているからだ。
主題歌をフルで聴いてもらおう。歌詞中に「善と悪の定めを超えて戦え」という一節がある。
現状、ブレイバーンは善も悪も関係なく──奴の行動原理は「イサミと共に戦う(イサミラヴ)」でしかない。ある意味ではブレイバーンは敵方、或いは「敵方を追ってきたまた別の異星系」と推測されるが、そもそも敵は何でわざわざ遠くから地球なんてテクノロジーレベルが低い星を侵略しに来たんだ?
実はこの「バーンブレイバーン」って、何一つ展開を隠していないのでは無いか?
まずタイトル。勇気爆発だから「勇気とは何か?」が1番重要なテーマなんじゃなかろうか? 1話劇中「演習では大胆だった」イサミは実戦で明らかにビビる。相棒のルイスが実戦でも果敢に無理目の敵に近接戦闘仕掛けるのと対照的に「イサミ」はビビるんよ。
そこにタワーからのごんぶとビームすら弾く謎メカが現れて有無を言わさず「乗れ」という。
普通に考えたら乗らんわな。
しかし、乗る。そして次がポイント2だが、ブレイバーンの中には最初何の操縦装置は無く、明らかにイサミが乗ってから操縦装置が「作られている」
そもそも自立稼働可能なロボに操縦席要らんやろ?
て、事はだ。
本来操縦席とか人間の介在が不要なメカが何かの必要性に迫られて「急遽コクピットを作った」と考えられる。
では、ブレイバーンに必要だったのは何か……もちろん勇気、だよね?
普通に考えて、人類の最新兵器が屁でも無い円盤メカに戦いを挑むのは無理ゲーですよ。イサミはその恐怖を思い知っているし、「だからこそビビった」
が、それでも敵意は無さそうな、とりあえず敵のビームは弾ける「この顔のメカ」に乗り込むんだわ。
まだ1話の中では目鼻口が見えるブレイバーンの顔をイサミは見ていない。
ていうか、ブレイバーンに乗り込んで意を決して操縦桿?を握る。つまり戦う意思を漲らせると……
ブレイバーンに色が付き、顔が現れる。
恐れを知り、それでも立ち上がり戦う意思……それが勇気だ。
つまりですね。ブレイバーンには強力な防衛機能や機体保護性能があるけど決定的に欠けている物があり、それを補う事で攻撃力を備えたスパロボになる。この点ルイスは「恐れを知らず」戦っているから「豪胆ではあるが、勇気を漲らせていない」なんではないか。
だからブレイバーンは円盤ロボをオーバリパンチで破砕した時に自身の手を見て驚く。「勇気がインストールされた自分はこんなにも強力なのかと」
オープニングでルイスが水の中に沈んでいくシーンは「彼が真の勇気に目覚めて、だからこそブレイバーンの仲間に【勇気あるもの】と認められるシーン」なのではないか?
すると、こうも考えられる。
何故円盤ロボ達が突然地球に攻めてきたか……円盤ロボ勢に対抗するブレイバーン勢に「地球人が持つ勇気がインストールされたら手がつけられない」からではないか?
では、何故それに気付いたか?
何らかの事情でブレイバーン勢にイサミの持つ勇気が(限定的に)伝わり、1話のブレイバーンほどでは無いにせよ円盤ロボ勢を上回る戦力になったのでは……
この辺から考えて、バーンブレイバーンの主題は「勇気と信頼」辺りで、共に信頼し合って勇気を振り絞ると勇気爆発してバーンブレイバーンであると。
となれば、語られるのは……
・勇気とは何か?
・信頼とは何か?
であり、まず最初に「勇気の定義」語る筋をやるだべな。実はもう1話で答え出してるが、それを視聴者にわかりやすく「ルイスを用いて」描くだろう。ここで一回「アオみたいなビビりがヒーローで、何で恐れを知らない俺じゃないんだ!」とかやるのだろう。
また、リアルロボ系列の本作1話冒頭シーンにも意味があると見ている。普通に考えて敵ロボから見て戦力外な地球側戦力、だったら全部ブレイバーンにオナシャス!するやろか?
地球人類のちからは「勇気」なのだから、軍隊もやっぱ勇気を振り絞り「最後には円盤ロボとか何らかの形で倒すだろう」そうでないと……
大張さんは作家性強めだから、何らかのメッセージをきちんと作品に盛り込んで来ると思うんだ。この企画が生まれたの数年前だべ? 新型コロナやウクライーナ侵略で揉めてる「今」だからこそ「勇気」が必要だって話するんじゃないの?
あとまぁ、次々と永遠の眠りにつく「先人たちの魂」に対する決意とか、お礼かなぁ?
上記はマジンカイザーのズババンオマージュやね。
OPテーマソングも最初に出したフルバージョン見たら判るが、別にこれ綺麗に歌い上げても燃える奴なのに
ゔれいゔぁぁんっ!
ってワザと歌ってるよね。もちろんこれは後期水木一郎オマージュだろう。
もともとオリジナルのマジンガーではこんな歌い方してない。
水木のアニキが半世紀かけて到達した「歌い方」を継承して「これからも発展させて行く」心づもりだからあの様な歌い方なのではないか?(バリさんが注文付けてる気がする)
このオープニング、スラングル(てか、国際映画社テイスト?)やダイオージャ
いろんなロボアニメのテイストごった煮にしてるのな。