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あーどべっぐ呑んでみた

去年年末にご褒美でこーたラフロイグのクォーターカスクたんがもうすぐラストショットを迎えるので、酒の安売り屋さんで次なるご褒美ウィスキーとしてアードベッグの10年さんを迎え入れた訳である。

箱見た瞬間の印象は「メタルやな」って感じ。その感性、嫌いじゃ無いぜ。

ワイ大好きサバトンロゴ

お盆休み中に楽しむつもりだったのだが、諸般の事情で明日の仕事がHELLである事が確定したので封を切った。

初見

大体トゥワイスアップ

薄過ぎね?


個性的な癖のある酒が好きなワイは少々ビビった。なんか色が薄い。ワシ、ウィスキー飲み放題とかでこいつも飲んだことある筈なんだが、キミこんな色白美人やったっけ? カラメルとか着色料使っても良いのよ?
10年だからかなぁ。おっかしいなぁ……スモーキーさは注いだ時の芳香で分かるのだが。

呑んでみた

……まっ……幕ノ内……幕ノ内一歩だこれ!

なんか虐められっ子みたいなツラしてガツンとスモーキー、しっとり甘み。何だお前ナヨった面してエラいハードパンチャーやな?! 釣船で足腰鍛えたんか!

思うにですね、これは世を忍ぶ仮の姿なんではないかなと。
普通、ウィスキーって茶色ってか、琥珀色だよね。だから濃い琥珀色の液体飲んでるとストレートかよ自重しろと家人に注意される。
だが、色が薄かったらどうだろう?(家人は癖強のアイリッシュウィスキーに疎いものとする)

「あら、あんなに薄いウィスキー飲んで……金欠なのかしら? 身体を労っているのかしら?」

ぶっちゃけ、アードベッグのストレートはトリスウィスキーの3倍希釈氷入りぐらいの色合いであるが、アルコール度数は46度ある。

ガッツリ酔える


つまりだな、これは大酒飲みが家族や周りの眼を誤魔化して盛大に酔っ払う為の酒や。しかも個性バッチリばっちこーいであり、世の中の業が深い酒飲みにとってのアクア・ヴィタエ。

最高裁判所が許さなくてもこの俺が赦す。

アードベッグ蒸溜所の隠れて送ったウィンクが見える(幻覚です)
奴は理解しているんだ、家庭内での酒呑みの立場をっ!
わぁってる、わぁってる。アホみたいに薄めないとギャンギャン言われんだろ? そんな事は先刻ご承知さ。さぁ、俺らの「水みたいなウィスキー」で乾杯と行こう……


聞こえる……聞こえるぞっ! 蒸溜所のおっさんの声がっ!(幻聴かな?)

こんなスモーキーで甘味が後から追いかけて来る水があるかぁっ!(アルコールも確実にスナップ効かせたスマッシュで身体に響く)


いやぁ、お酒って本当に良いものですね!


あ"? 癖が強過ぎて合わない?
アサヒっ!スパドラァイでも飲め。別に無理するこたぁねぇ……これはアードベッグ蒸溜所の皆様と俺との間に結ばれた(酒飲みの)絆だっ!(世間一般ではろくでもない奴)

次はラフロイグと比べるやで(大酩酊の予感)

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純戦士のおじさん
方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!