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カビキラー塗布

風呂掃除午前の部として床面カビキラー磨きを実施した。

実施前

我が家のユニットバスは、床面は一面嵌め込みなんだけどタイルを模したモールドと、タイル状モールドが転倒防止で梨地になっている。本来的には床面を最後に水で流して「石鹸カス」を洗い流し、通風を良くして乾燥させたらカビ類の発生を防げる(最近のユニットバスの建材にはそも防カビ処置されてるでな……)

が、最近は私が先に風呂に入り、その後老母が風呂入る関係上、防汚処置が行き届かずカビて来たと。

風呂場に生えるカビは黒カビと赤カビ。赤カビはカビとかゆーてるが酵母菌の一種であると言う。見た感じ赤カビだからこんなもんはカビキラーなどで一撃だ!

プシュプシュと

カビキラーが「擦らずに、カビを根こそぎカビキラー♪」であるのは、実はカビキラーが人体に悪影響を及ぼすレベルで強力だからである。KAOの技術陣に「プロ用で更に強力なカビキラー」が開発可能か尋ねた事があるが、解答は

「現時点で市販が許されるギリギリまで機能高めてるから無理」

であった。この強力な毒性により、液体付けたスポンジで磨いたりすると「より強烈に悪影響を受ける」から、離れて手早く出来る噴霧を選び、直ぐに流れ落ちない様に泡状になっている。

カビキラー類は水分で機能低下するから、必ず乾燥した状態で使うのが必須である。濡れてるとこに使うと効果激減だから気を付けよう。

人体への悪影響を無視出来るなら、床面半分ぐらいに吹き付けた後に「スポンジで伸ばして、磨く」場合、洗剤を節約する事が出来るのだ。無論スポンジは良く乾いていないといけない。

ワイは一応プロだったので、塗布面積とか考えてスポンジ磨きした。概算カビキラー1/3程度、床面のみならダメージは許容範囲だ。壁面や天井面まで磨くとカビキラー2本とかになるし、次亜塩素ガス確か空気より重いから……タバコを吸うと咽せるぐらい肺が焼かれ、味覚が狂う程度に嗅覚味覚にダメージが来る。塗布後は風呂場閉めて可能な限り風呂場を遮断。昆虫や小動物は床面から高いところに避難させておこう。人体に有害なんだから小さな生物にはかなり深刻なダメージが来るでよ。

違いが分かるかな?

掃除のプロとして施工する場合は90分で作業完了せよって縛りがあるから30分程度で流しちゃうけど……(複数箇所掃除依頼された際は、最初にカビキラー施工して1時間の放置タイム中に他の場所を清掃する)

前も書いたが、掃除の達人曰く
「掃除は洗剤がするもので、職人は段取りするだけ」なんですわ。ひたすら擦る・磨くは「洗剤を使いこなせていない」のであり、適切なレベルの汚れは適切な洗剤と適切な放置時間で十分落ちる。汚れの物性や性質を把握して「正しい洗剤を選択する」のが賢い掃除の第一歩であるので、皆も #ラララ科学の子 になるが良い。


カビが無い場合の浴室本気掃除で使用するのは「酸性洗剤」である。石鹸カスはアルカリ性なんで酸が効くんよね……臭いが気にならないならサンポールとかがかなり強い。キチンと水で流したら匂い残らんから「私は」風呂にもサンポール使う(ただし酸だから、人工大理石や大理石使った浴室ではNGなんや)
そしてカビキラーはアルカリ性。
カビキラー施工と酸性洗剤清掃は同日にやらない方がいいゾ☆

実施後

科学(化学)の勝利だ!

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純戦士のおじさん
方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!