シャドウスレイヤー 「戦う理由」(若くは第一回和マンチ大戦)
最初に断っておくが、ワイ氏とGM氏は仲良しです(重要) 「戦士」が何ぞ目の敵にされてるのはGMの設定矛盾を突いて水牢罠の部屋の片隅から「高度に吐瀉水量がコントロールできる水瓶」を発見して高値で売り付けた(なお、D&D系なので獲得財物の販売価格は経験点になる)とか、機転効かせてシナリオ難易度下げたとか「そういう理由では無い」
GMもそれは喜んで受け入れるのだが、ワイも四六時中そんなプレイして場を白けさせたりはしない。つまり、ここぞという時だけやるのだ。つまりこー「気分次第」なのでGM側としては難易度調整がクソめんどくさく、想定外に強い「戦士」はお蔵入りさせて前に使ってた(戦力想定しやすい)魔法戦士とか使って欲しいなと(一回出したら接待プレイってのはどうなんスかねぇ) つまりそう言う事だ。
で、妥協案として「それなりに記念になる敵との交戦」やらせてくれるなら暫く魔法戦士でえーよ、と。それで出て来たのが
が、これは大変な悪手である。このにーちゃんは妖斬糸というヘンテコな武器使いだが、これが優秀な武器だと「一党の目の色が変わる」
倒したら手に入るアイテムにご執心ですよ!
マカパイン、変な武器沢山持ってたからな。正々堂々一騎打ちする様な奴じゃ無いし、ウチの一党が群がる可能性はある。
次に、見えない鋼糸使うって点。特に布陣して不意打ちくれる奴。
うむ、これは「罠」ですなぁ。という事は戦士の持つサブスキル、【罠感知】が効きますな!
他にも、雑談に見せかけてGMが「こいつらはマカパインをどう始末するか」調査していたのは知っている。私はゲーム的な処理の問題で「スィーピングブロウ的な判定でなければ1攻撃で命中判定は一回。密生した林で戦えばワンチャン」とか秘策は残してたし(和マンチしぐさ)、他のメンツも話した以外の対策を持ってたと思う。あの頃俺たちは車を見たら車の倒し方を考え、ガイバーが出て来たらガイバーをどう倒すか考えていた。
何なら味方が寝返ったり洗脳された時にスマートに叩き殺す策を練っている。操兵なんちゅーロボまでTRPG界に乗り込んできた時代だからな!
戦士の話ばかりしてるから諸兄は「戦士だけが和マンチの権化」と考えるかもしれないが、実情としてはD&Dに魂囚われた私ら全員がこの傾向を持つ。
ただGMにとって戦士だけが(自分でルール策定したのに)動きが読めないだけで、他の魔法職のマンチ仕草は抑制出来たのだ。この辺でお察しだろうが一党唯一の純魔法使いである魔法使いのプレイヤーこそがGMだったりする(NPCだね!)
つまり対マカパイン戦は戦士と魔法使いの和マンチ大王決定戦であり、戦士として自分のフィールドである「白兵戦」で魔法使いに負けるわけにはいかんのだ。
「郁芳裂斬流、戦士ちゃん参る!」
「魔戦将軍、マカパインだ!」
小っ恥ずかしいので明かしてないが、戦士ちゃんはイメージソースが
シャドウスレイヤーが巨大な竜の化身で巨大な曲刀なのは
凄い戦いが繰り広げられたと思うだろ?
勝負は一瞬でついた。
絞殺
そう、直接攻撃系に自信ニキであった戦士を白兵戦で破るのは無理があると悟ったか、マカパイン側の秘策は「戦士職に見えるが戦士ではなく、暗殺者でした」というオチ。アサシン特有の特殊判定「絞殺」は判定成功すると即座にHPがゼロになり、判定成功すると受け流すだの何だの出来ねぇンだわ。(尚、アサシンである以上イニシアチブ取って先に絞殺判定成功しないと「直接戦闘能力では戦士に劣る」彼に勝ち目は無い)
これには面食らった。「戦士の戦闘」関係では戦士は物凄くルールを熟知していて勝てないなら、戦士の戦闘では無い「また別の白兵戦」を仕掛ければ良い。見事な奇襲、見事な事前誘導。流石我らのGMだ、和マンチ仕草ではやはりコイツが一番だ……こうして和マンチ大戦はGMの勝利で