魁(さきがけ)られなかったスコッパー報
最初にお詫びから。
今回お伝えする作品を最大限に味わうにはリアルタイム視聴が重要だった。
刺身みたいなもんで、板さんがサクから包丁で、或いは活き締めした魚をズビズバと捌いて華麗に切り出した奴に山葵ちょい乗せして口に運ぶ……なんつーかな、ライブなのかな? この今まさに進んでいる感が持ち味だった様だ。無論今から読んでも十分楽しいが「コメント欄での交流」含めて本作の味だとすると、完結してからのおすすめはイマイチであるなぁと悔やむ次第。
すまんな、ワイは超リアルタイムで堪能してしまった。掘りたてのタケノコを刺身で食った感じだ。皆にこの感動を伝えられないのが実に惜しい。しかしこれはweb小説スコッパーの特権って奴だ(BBQ Pit Boys風に)
まぁ、HALOとかのFPS主人公をモブ視点で描き出した作品だ。視点の変更とBBSパートと地続きになったコメント欄が工夫と言える。(実は私もジョニーさんの話で試験的に似た事してる)
物理書籍を作る前段階の草稿としてweb小説を書くのではなく、web小説という完成体を作ってみようって話になるのかな? 本作カクヨムコン参加したみたいだけど、正直角川系列ではなーんも考えずに文章紙に印刷して実売コケる奴では。物理書籍にして映えるものとは別に、web媒体で輝く作品もある。この後者の試みに取り組んだ作品としてはかなりの長打を叩き出しているのではあるまいか。
主人公「特務」が乗るマニュアル車「ベヒモス」は、多分ワイがコメント欄に書いたのが採用されたもんだと思う。読者とのコメント欄での交流をちょいちょい上手く拾って作品展開に使うのは上手いなぁと。
次回この手の作品見かけたら、可能な限り速報しないといかんなと思う吉宗だった。
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