モードチャレンジ 高火力
実際高火力ワードタグ発動させたらこんなもんだ。
さして操作が得意で無い私でも、インフェルノ初見被弾無しでクリアできる。納得の行かない話ではありますな。どこが地獄なのかと。
「高火力」で敵を出会い頭に瞬殺して行けば、そらあーた楽ですわな。こんなん回数重ねたり他人の動画見て研究する必要はない。YouTube界隈では「高火力」ワードタグ発動してクリアしてみせる動画が花盛りだが、それ本当に必要かちょっと考えてみた方が良いと思う。
では、高火力を発動させない場合はどうか?
まぁ、いける。高火力ワードタグが発動しなくても実際高火力ならさほど難しいものではない。
では、実際高火力なビーム・ガンがない場合はどうか?
高火力にしたらえーんじゃい。威力マシマシならやはりさほど難しい話ではない。ノワール背は強いしね!
……では、それすら無い場合はどうか?
戦える(つまり、高確率でインフェルノクリア出来る)下限はどの辺だろう? そこで私はティエレンタオツー(鉄人桃子)に☆6覚醒パーツを仕込んで「超鉄人桃子」を組み立てた。
こう考えてみよう。
Ver.2.1ではまた懲りない運営が「ガンプラビルダーの総合力が試される高難易度ミッション」をやると云う。これまでも散々繰り返されてきた言説で、その度に「難し過ぎる」だなんだと文句が付き、難易度下げられて「当初の威勢の良さはなんだったのか」と首を傾げる事になるアレだ。
「このミッション難し過ぎる!」
「高難易度ミッションですから!(サムズアップくいー)」
「これの報酬で覚醒や改造素材を配ったらプレイヤー間格差が!」
「既にこのミッションクリア出来る人と出来ない人の間には凄い格差がありますのでご安心下さい! クリア出来る様になったら格差が少なくなります!」
こんなんでいいんだよ。
ナンセンスクレームにがっぷり四つで組み合う事はない。はたき込みで瞬殺して良い。彼らのクレーム(と云うか、難癖)は美辞麗句で取り繕った「アイテムくれ」に他ならない。欲しいならそこに置いてあるから「モローン・ラベ(来たりて取れ)」である。
果たしてガンダムブレイカーモバイル運営がイケメンマッチョ兄貴のスパルタ王、レオニダス1世閣下と同じ様に振る舞えるかは甚だ疑問だが、映画「300」見て魂が燃え上がったりした場合……我々は彼らの設定した困難を排除できるであろうか?
今ある困難ではなく、来たるべき日に巨立する「難事」に挑む力を涵養するために戦うのだ。
常に想定しろ。もしワードタグが一切発動しないミッションがあったなら、ステータスが半減するステージがあったなら、使いたいパーツが使えない局面があったとしたなら、ビーム・ガンの弾数が1しかなかったら、ビームのダメージが1/4にされたなら。その時が静かに現れ我らの前に脅威を示す時、「想定内だ」と不敵に微笑む事が出来るか否か。
想定も、準備も、訓練も、覚悟もなく膝を屈するのか? 泣き喚いて無様に「アイテムくれよ!」と幼子の様にむずがるのか?
それは、男がやることかね?
そうならぬ様に、未来の自分に無様をやらせぬ様に考え、準備し、訓練するのだ。およそ人間のなす事に於いて「反復訓練による修練・熟達無しに身につく『力』は存在しない」トラックにぶつかって異世界転生した主人公じゃあるめーし、そんな上手い話があってたまるか。
そこに困難が無いなら、自ら困難を生み出そう。そこがインフェルノと言う名のスパリゾートでしか無いのなら、自ら地獄を作り出そう。その困難の中で磨かれる力があり、ガンブレモバイル運営はじきにそれを試すと言う。
ならば見せつけてやろう。
極言すればこれは人生と同じこと。
思慮し、準備し、自己鍛錬する。その蓄積が人生の難事にぶつかった時に試される。ゲームと同じ様に美辞麗句で着飾った泣き言を喚いて見せるかね? 無様に助けを求めるか? 子供の様に涙で顔をグシャグシャにしてジタバタして見せるのかい?
世間はガンブレモバイル運営の様には甘くないぞ。