トンチキをしたい。
ザクった。
何故ザクの胸にザクレロが付いているかと言うと、サンライズちほーの愛すべきトンチキびとがトンチキなZZを作ったからである。
ZZガンダムが何故かデコから超ビームを出す「初期サンライズオリジナルの定石」に従ったヒロイックロボである事は自明なんですが
普通は口や目からビームやねん。でも何故か富野がやるとデコビームやねん。
で。ZからのZZ継投で「またガンダムやらされて、更に視聴率やガンプラの売り上げ不調」となった本作。そもそも人間ドラマ万歳派の富野にロボアニメ作らせるのが間違いなんじゃないかな的な気もするのだが……ZZは正直お辛い時期でしたなぁ。
劇中の流れとしても、元々「小型機動兵器でうちう戦艦破壊して大勝利」と言う「歩兵の話」をしていた筈なのに、ZZではMSが大型化し、大出力兵器万歳の「大艦巨砲主義」が復活しちゃうんだよね……MSをもっと派手に! そしてお強く!
ミノフスキー粒子はどこ行った?
正直なー、微妙よなぁ。ZZ見た時の印象、スパロボだったよ。
何の因果かリアル系ロボものに紛れ込んだスパロボであるZZだが、ガンダムビルドファイターズトライにて実際スパロボ風に改造されて出て来たのがトライオン3だ。
ガンプラは自由だ! と打ち出しても、どうしても僕らガンダムやガンプラ好きのお兄ちゃんは「ガンダムの枠」の中でガンプラを捉えてしまう。
正直ビルドファイターズトライは微妙であったが、トライオン3だけは本気で度肝を抜かれた。作画の大張さんはリアルロボ全盛期にダンガイオーに参加し
マシンロボで大暴れし
ドラグナーでやり過ぎて流石にバンダイから怒られた傑物である(余りに設定画と異なるバリメカにしたんで怒られたらしい)
上の設定画から
これだもん。流石にこれはやり過ぎだが、実は当時上記の「バリグナー」はめっちゃ模型界隈でウケてた。正直カトキとかにリデザインさせるぐらいなら大張アレンジのVer.Variのアレンジモデルの方がウケるんちゃうか。
このナチュラルボーンスパロボ民の絵はかなり痺れた。そして同時に「これをジオンモデルでやるには」を考えて、ジオン的な胸ライオンを模索した結果が「胸ザクレロ」だった。
暇があったらザク頭もバリ風に改造したい。