轟天学校5 戦略・戦術

主に弱小勢力で傾国や群雄乗り切る基本方針ね。

放置少女と言うゲームは、その全ての範囲で「戦力を集中させた方が優越する」様にシステムを組んでいる。何故かと言うと強キャラをガチャで引かせてムホムホして貰わないと売り上げが伸びないからであるし、強キャラ育成してもらわないとやはり売り上げが伸びないからである。無課金で他者優越出来るシステムだとメイクマネー出来ないやんけ！
だから基本的には強キャラ引いて育てまくった方が有利なんだが、いつまでも特定のキャラがさいつよだと売り上げがやはり伸びないので定期的に強いキャラが新たに出て来る。何ぞそこらのプレイヤーは「ぶっ壊れ性能」とか騒いでるが、そんなん利益追求企業がやるムーブとしては基本やろと。
だから安心して欲しい。何いずれは誰もがそれなりの強キャラ引いて目立てる日が来るし、やがて強キャラ引いた人も埋没して行く。轟天すら例外では無いし、アホみたいな課金続けないと強者であり続ける事は出来ないのである。どーしても強者であり続けたいなら油田所有するか金の鉱脈でも見つける事だ。宝くじ当ててもいいぞ！

それ以外の人は元宝貯めようね。

で、傾国とかのマップ戦であるが。

強い奴が強いから強いだけだと単調なので、戦略や戦術により多少優位に立ち回れるシステムになっている。着目点は「宣戦出来るのが2or3箇所」「防御・攻撃ユニットは同アカウント内の最大4キャラで組織する」と言う点だ。

まず宣戦可能な城について。
基本、まだ弱い勢力は同時に2勢力に宣戦するべきでは無い。もしも敵が被宣戦された城が1つだった場合、敵に集中防御を許すからである。宣戦は可能な限り同一勢力の2〜3拠点に対して行う。そうした方が敵の防御を複数拠点に散らせるし、こっちは戦力を集中して攻撃に専念できる。敵には分散を強いて、自軍は集中運用する。
この戦術ドクトリンの先に「複数の勢力で単体の勢力をフルボッコにする」という外交を含む戦略が出て来る。相手は何やっても2〜3拠点しか取れないのに、敵防衛を4〜6カ所に散らしてこちらは攻撃隊の集中運用出来るんだから「旨みしかない」
大体デカい勢力なんざ「利益が大きいから有象無象が集まってるだけ」なんだから、旨みを減じてやれば解体や弱体化は可能だ。

結論から申せば、同盟に於ける盟主以外の戦力は傭兵に過ぎない。特殊なカリスマがあるとか「何か他人を惹きつけるスキル」が無いのであれば、盟主が雑魚で周りが強いだけの勢力なんざマキャベリすら忌避する「弱兵」であると言える。

何度も言うが、このゲームの基本は「集中運用」にある。同じMR強キャラ4枚所持する同盟でも、１つの攻撃隊に4キャラ突っ込めるのと、１つの攻撃隊に1キャラずつしか突っ込めないのでは用兵の自由度に格段の差が出る。敵の兵力は大前提として「散らして」、自軍兵力は集中させる。特にリアルタイム参加者が少ない割に図体だけデカい勢力なんざ、2宣戦して1カ所だけ攻めたら、こちらが攻めない1拠点分兵力を無駄遣いさせる事が出来るわけですよ！　無駄にさせた兵力は居ないのと同じだ。積極的に敵戦力を無駄にさせて行こう！

人生、保険かけて「常に選択肢を増やす様にする」のが基本です。選択肢を増やしていかないと逃げようが無い。選択肢を減らし続けると「仕方が無かったんじゃー！」で自滅の道をトボトボ寂しく歩く羽目になりかねないから気を付けよう！

また、この様な戦略を可能にする為に「外部に味方を作る」事は大変重要だ。強いキャラ持ちだから、戦力になるからで片っ端から自軍に組み込むと「宣戦制限」により効果的な運用を阻害する傾向が出て来るし、自軍が強いと驕おごりや慢心まんしん、妙な安心感が出かねない。

確実に裏切らない仲間(それが友愛でも趣味繋がりでも構わない)との結束を強めて、敵の結束を崩してやる。戦略レイヤーでやるべき事はここだ。私などは更に他同盟との約束は原則破らないし、敵とする勢力を一つに定めてその他の同盟をいじる様にはしない。他同盟の方々も「彗月嬰の狂犬が隣にいるけど、今日は努力攻めるだろうからこっちには来ないだろ」と安心できるって寸法だ。敵を明言するのは外交的防御策の一つなのである。
尚、殴られたら殴り返すぐらいはする。敵に回すと面倒だと思われないと舐められてしまう。ここは勘違いしない様にしよう。

言ってしまえばすごーく単純な事なんだけど、約束は守るとか「周りのピンチには尽力する」などの地味ーな事を続けないと中々信用されない物ではある。盟約をすぐに反故にする同盟と手を結びたがる奴は居ない。守られない約束なんぞするだけ無駄だ。皆も他からこの様に思われない様に生きて行こうな！
マキャベリですら「条約は守り抜くものである」と言っている。約束は結んだ相手側に破らせて交渉時に有利な条件引き出すネタにする。自ら破って交渉時の「弱点」にしてはならない。(一笑はこの「約束破り」があったからもう共同戦線張る気はない。盟主が変わったなんだと言う話は問題外で、頭が変わっても明確な条約破棄をせずに約束違える「勢力」と協力する旨み無いもんな。勢力としての一貫性が保てない組織は、体制変更がある度に「新しい、信用ならない組織」として遇するべきだ)

敵や攻撃対象を一貫して定めて、他とは仲良くする。国家防衛の基本であるし、その場その場の状況次第で擦り寄って来たり離反して来る様な奴は状況次第で裏切りやがるから……どこぞの国との通貨スワップなんぞ金輪際辞めちまえばいいのに。

割と「人と人が何かする時」は、信用とか誠実さがモノを言う。私が彗月嬰盟主として他同盟からの移籍者を採用しないのは「裏切る奴は条件揃えばまた裏切る」からであるし、元の同盟で頑張りなさいとか突っ返すのは「他同盟と可能な限り友好的関係を維持したい」と言う意思の現れだ。そして他の同盟が望めばこちらが示した意思に抵触しない限り最大限の協力をしよう。同じ様な道を歩ける盟主が増えたら中々に面白い遊びが出来ると思うんだがなぁ。

あ、ゆうせいは別で。