自分の身体を守るために
昨日から喉が痛くなり今日病院に行ってきました。手洗いうがいを徹底してますが、溜まった疲れと少しの気の緩みが出てしまったのかなと思います。
熱は出てないのですが、喉の痛みがひどくなる前に早めに診てもらおうと思って行ってきました。
診断結果としては、咽頭炎でいわゆるのどの風邪でした。お薬飲んで様子をみてくださいとのことでした。
ふと昔を振り返ってみたら、小さい頃から体調崩しても余程ひどくならないと病院にいかないことが多かったなぁと。
父が、あまり薬は飲むもんじゃないとよく言っていたこともあり、風邪をひいたらひたすら寝て治すという環境で育ちました(笑)
一般的には多くの人が、風邪をひいたら病院に行き、処方された薬を飲んで治すというのが普通です。
私自身も大人になってからはそのように対処してきました。
しかし最近いろいろと勉強してみると、
知っている人も多いかと思いますが、薬はあくまでも病気による症状を抑えるためのものであり、病気を治しているわけではありません。
実際に治しているのは、私たち自身が持っている自然治癒力や免疫力によるものです。
ですから、私たちは薬を一生懸命飲むことよりもそれらの力を高めることに集中しなければなりません。
さらに、注意しなければならないことは病院の先生から処方された薬をしっかり守って飲んでさえいれば体調が良くなると信じてしまうことです。
今回、処方された薬の中にもありましたが、抗生物質には気をつけてください。
抗生物質で風邪は治りません。
抗生物質が効くのは細菌に対してのみです。
風邪の原因はウイルスによるものなので、細菌とは関係がないためです。
細菌感染は肺炎なら肺に、扁桃炎なら扁桃腺にしか感染しないため風邪のようにいろいろな症状を引き起こすことはないそうです。
そして、抗生物質は腸内で善玉菌も殺してしまうため腸内環境が乱れてしまうこと、抗生物質の使用が増えるほど抗生物質が効かない細菌である耐性菌が増えてしまうことで、本当に効かせたいときに効かなくなってしまうといったことが懸念されます。
普段の生活習慣で免疫力と自然治癒力を高めていくことが一番ですが、それでも体調を崩してしまうこともあります。
しかし、薬を飲む前にそれは本当に自分に必要なものなのか自分で判断していくことが大切です。
自分の身体、健康は自分で守っていくしかないのですから。