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146日目 初めての歌劇。竹取物語。
ちょっと前の話に遡る。娘が、どこかに遊びに行った時だろうか、チラシを持って帰ってきた。
観たいと言う。そのチラシは演劇のチラシで、場所はクラシックコンサートをよくやっている音楽ホールであった。
普通の、ミュージシャンのコンサートをしてるようなホールとは明らかに違うホールなのでよくよく見たら「歌劇」と書いてあった。
「これ、普通の演劇じゃなくてオペラだよ。歌だよ」と言うと「わかってる」と。
観たことないけど観てみたい、「歌劇 竹取物語」とあるので、竹取物語なら学校でも習ったし、話は知ってる、観てもちんぷんかんぷん、ってことはないと思う、とのこと。
『高いんだよね…』と心配になりつつも、まあこういう機会でもないとオペラなんか観に行かないし…と、チケットを購入した。元来貧乏性でさらに普通に貧乏でもあるが、ありがたいことに18歳未満?(正確な年齢の線引きは忘れた)はS席でもA席でもB席でも同じ金額だった。結構席は埋まっていたからまあそれなりの席を購入した。
当日いそいそとコンサートホールキタラ、に行く。中にクロークがあり上着を預ける。周りには着物を着ているおばさまや、結婚式の披露宴ですか?みたいな人もいる(我々は普通の格好だった)。慣れているのか、オペラグラスを持って来ている人もいた。なんかハイソな気分になる。娘は、友だちのインスタで、オシャレなカフェのオシャレなスイーツを見ては羨ましいーわたしもこういうところで写真撮りたーい、というようなことを口にするが、一気にオシャレのラインも飛び越えすぎて、インスタに載せたところで誰からも羨ましがられないと思った。どうして娘がこれを観たいと思ったのか謎だが、イオンのフードコートが主戦場の娘にとって、ここは浮世離れているというか、非日常だと思った。
と、ちょっと心配ではあったが、結果として初めてのオペラは大正解であった。なんと今のオペラって、舞台に電光掲示板?が置いてあり、歌詞が字幕となり流れるのな。これは一安心。時代の進化を感じた(今更?)。
話も最初からわかっているのに加えてパンフレット?小冊子を入場の際に貰ったので、始まる前に目を通し、それがいい感じに予習となった。まずキャスト紹介で登場人物をおさえる。そして簡単なあらすじも載っている。ま、これは映画のチラシに載ってる程度の情報量だが。また曲のタイトルが順番通りに載っているのだが、「翁(おきな)のテーマ」とか「帝のアリア」とかそんな感じなのですっごくわかりやすい。アリアの意味はわからなくても、爺さんのソロだと、「あ、これが翁のテーマね」と。
てなわけで、わたしも娘も飽きずに最後まで観て、充分に満足したのであった。
帰ってから、キャストの名前で検索した。プロなので歌が上手いのは当然なのでしょうが、特にお爺さんお婆さんが、芝居をしながら、というかほんのり腰を曲げながら歌うのって結構大変だと思ったので、この人たちって実年齢どれくらいなの?と思って。声はしっかりしてて年齢を感じないんだけど、でもアニメの声優も実は中高年が幼児の声を当ててたり、ってあるし…と思ったら。お爺さんは普通に働き盛りの年代の方(40代)で、ついでに調べたかぐや姫がお爺さんより年上でびっくり。プロって凄いなーと思った次第でありました。
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①エビピラフ(冷食)、と日の丸弁当のハーフアンドハーフ
②ポークピカタ
③大葉入りレンチンハムエッグ
④ミネストローネスープ(インスタント)
⑤こんにゃくゼリー
何と!エビピラフを入れようと思ってたのに、探しても探しても冷凍庫の中にないのであった!大と小とがあったはずなのになぜか小しかない。娘が学級閉鎖で家に居たので彼女かと思わなくもないが、食べてないと言う…他の家族も食べてないと言う…既に前に食べたのに忘れてしまったのか?凄いガッカリ。色々と。
久しぶりの学校は気が重かったそうだが、弁当は美味しかったようです。
それにしても…どこに行ったのかエビピラフ…。