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初タラパティ・ヴィジャイ〜タミル映画「カッティ 刃物と水道管」(2024年12月)〜
少し遅れて上田映劇で「カッティ 刃物と水道管」を見てきた。実は私にとっては初タラパティである。あえて「マジック(メルサル)」、「マスター!先生がくる」は行こうと思えば行けたのに行かなかった。
何故か?「RRR」をきっかけにインド映画に沼った知人が、「テルグからタミルにヨメに行く」現象がかなりあったからだ。きっかけはタラパティ・ヴィジャイさん又はヴィジャイ・セードゥパティさんという魅力的な俳優さんのためらしい。
こちらはテルグ映画を履修するだけで今のところ手一杯。混ぜるな危険。
だが、近くの映画館でインド映画が上映される時は、ボリウッド、トリウッド、サンダルウッド、どこでも選り好みはしないことにしている。
で初タラパティは「カッティ」となった。
インド映画は社会問題をエンタメに上手に融合させるものが多い。カッティも以下のよくあるモチーフ、つまり、
・大企業による土地の収奪
・政治と行政の腐敗
・マスコミの無関心
・農民の苦境と都会(民)の無関心
これらにヒーローの内面的成長とヒロインとのラブ・ストーリー。色々てんこ盛りの満漢全席、いや南インドなのでビリヤニ付きのミールスである。
今回はこれに老人ホーム入居者の爺ちゃんズが「テロリスト」となってヒーローをバックアップする。これはもしかして初めてのパターンかも。
確かにタラバティさんは素晴らしい俳優だけれど、私のイチ押しは、やはりNTR jr.さんだ。よって、今のところは実家から動くことはなさそうである。