VALORANT オブザーバーガイドブック
はじめましての方ははじめまして!WARFA(うぁるふぁ)と申します!
今回この記事では「オブザーバーとは何なの?」という方から、「ちょっと経験あるけどどうやったらうまくなるのかな…」という方まで幅広く私個人が考えていること交えながら書いていこうと思います。
1 はじめに
オブザーバーとは?
まずオブザーバーとは何でしょうか?それは現実世界でいう「カメラ」の役割です。一番わかりやすいのはスポーツ中継とかでしょうか。選手の活躍をしっかりと画面にとらえることが生きがいのお仕事です!
どうやってする?操作は?
カスタムゲームに入って(2人以上)、自分を観戦者のところに入れてゲームを開始することで、プレイヤーを観戦する視点となります。
操作方法等は設定の欄から見ることができます。覚えろとまでは言わないですが、多少は覚えた方がいいものもあります。やってくうちに覚えるので心配はしなくていいです!以下は私の設定です。参考にしてみてください。
案件もお待ちしております!
現在VALORANTに限りますが、案件も募集しております。大会運営に携わっている方やカスタム神視点配信などを行いたい方など、ぜひお声がけください!皆さんの配信をより華やかにします!詳しくはこちらの記事を参照ください。https://note.com/pure_willet8181/n/n1271cbd07610
2 オブザーバーの種類
どんな種類があるの?
一口にオブザーバーと言っても、実は2種類が存在します。それは俯瞰視点と選手視点です。
俯瞰視点はいわゆる「空からのカメラ」です。スキル合わせだったり、セットアップを綺麗に映せるという利点があります。
対して選手視点というのはその名の通り選手の視点を映すカメラです。選手自身のエイムのキレやスーパーシーンが映えるカメラです!
オブザーバーはこの2つの視点を上手に切り替えながら活躍シーンを映すことがメインです!以下ではさらに細かく各々について書いていこうと思います。
3 俯瞰視点
まず共通して言えること
ここからはより細かいことについて書いていきたいと思います。まずは俯瞰視点の方から書いていこうと思います。
俯瞰視点を一人で行う場合はすべてに共通することがあります。それは「目標物に向かってゆっくりと視点を動かす」ことです。この後具体的にどのようなタイミングで行うかを書いていくのですが、そのほぼすべてに当てはまることがこの1文に詰まっています。もちろん例外もありますが、基本的にはこれを前提として話をしていきます。
マウスで俯瞰視点はできない
それゆえに俯瞰視点を行うときはコントローラーが必須となります。「マウスではできないの?」と言われますと、まあできなくはないんです。ただ、重大な欠点が1つあり、それは「視点がかくつく」ということです。どうしても始まり終わり、そして動かしてるときになめらかではなく、速度に若干の違いが出てきます。俯瞰視点はなめらかさをとても重視するので、マウスでは違和感を覚えます。見てる側も「ん?」となってしまうので、マウス俯瞰はやめましょう。コントローラーがない方は後述の選手カメラを極めてからコントローラーを買ってやりましょう。
ちなみにコントローラーは比較的なんでもつかえます。PS4やSwitchのものでもできます。ただ他のソフトを導入したり、操作感は若干悪いですが。
私自身もSwitch用のコントローラーを使用しているのでそろそろ専用のコントローラーが欲しいな…と思っています。
実際の使用シーン①ピストル前のバイフェーズ
では実際にどのような場面で使われるのか見ていきましょう。
まず一つ目は「ピストルラウンド前のバイフェーズ」です。この時間はほかのラウンドと比べ、待機時間が長く設定されています。よって、個々のタイミングは積極的に俯瞰カメラを使っていきましょう。ここでぬいぐるみ等を映すのもアリです。
実際の使用シーン②フィニッシャー
続いては「フィニッシャー」です。武器スキンの中にはフィニッシャーが長く続くものがあります。例えばRGXやクロノヴォイドはわかりやすいですね。スパイクの解除など戦闘が終わって時間に余裕があるときは映してもよいでしょう。
実際の使用シーン③セットアップ
大会等ではよく聞く「セットアップ」も俯瞰視点ではきれいに映すことができます。スキルの入り方、合わせ方が映せるので特に実況解説の方が助かると思います。選手の見ている方向が分かるように視線切り替え(初期はRボタン)を押しておくといいかもしれません。
実際の使用シーン④テクニカルポーズ中
選手が回線落ち等で落ちてしまったときに発生するのがテクニカルポーズです。VCT等でも見られますがこの時間はオブザーバーの腕の見せ所です。ぬいぐるみを映すのもアリ、選手同士のふれあいを映すのもアリ、とにかく見ている方が暇にならないようなカメラワークを意識しましょう。意外な位置のぬいぐるみを映せると実況解説陣が取り上げてくれるかもしれません。
そのほかの使用シーン
以上の4つがメインの俯瞰カメラですが、もちろんほかのシーンでも使うといい場面があります。例えば角待ちジャッジであったり、クロス・2段の斜線、ローテーションなどなど。ここからは自分の感覚になっていきます。「これ俯瞰で映した方がよさそう!」と思ったら、積極的に使っていきましょう。
4 選手視点
選手視点の時に大事な3つのポイント
続いて選手視点の方に移っていきます。こちらは本当に複雑なので、詳しい考え方等はまた別日に違う記事にまとめようと思います。
今回は大まかに3つのポイントに分けて軽く説明していこうと思います。この考え方があるだけで「らしいカメラ」に近づくと思うのでぜひ意識してみてください。
①余計なところを映さない
まず1つ目です。交戦が起こっているときはもちろんその交戦を映してあげましょう。関係ないところは極力映さず、試合の流れがわかるようなカメラを意識しましょう。
②死体をできるだけ映さない
続いて2つ目です。観戦画面ではキルされた後、少しの間は倒れたエージェントのカメラのままになります。デスシーンが映ってしまったらできるだけすぐにカメラを切り替えて死体を長く映さないようにしましょう。
③キルシーン>>デスシーン
最後に3つ目です。デスシーンよりはやっぱりキルシーンの方が映りはいいです!②とも少しかぶりますが、死体を映さないという点でもやはりキルシーンの方を映したいです。
どうすればキルシーンを追えるかは経験と知識、理解度が必要になってきます。有利なポジション、スキルの入り方などなど、そこらへんはまた後日まとめた記事を上げる予定です。気長にお待ちください。
5 切り替えのタイミング
使い分けのタイミングは?
ここまで2つのカメラについて触れてきたわけですが、では実際どのようなタイミングで使い分けるのでしょう?これに関しては時と場合によると言っちゃえば終わりですが、そんなことは言えないので一応目安を記しておこうと思います。しかし、人によってかなり差が出る部分ではあるので、あくまで参考程度にとどめ、自分なりにタイミング感を養ってください。
①アルティメットラウンドのラッシュ攻め
1つ目として、レイズ「ショーストッパー」、キルジョイ「ロックダウン」、ソーヴァ「ハンターズフューリー」などのビックアルティメットがたまっているラウンド、通称「アルティメットラウンド」の時は、俯瞰をする心持ちを用意をしておいてもいいかもしれません。この時は比較的攻めはセット合わせをしてくることが多いため、より華やかにサイト取得の場面が映りおすすめです。
②1v1シチュエーション
続いては最後の1v1シチュエーションの時です。特に箱一個の攻防などは俯瞰でもとても興奮する映り方をしてくれます。選手視点で映すのもアリです。その場合はうまく輪郭(初期HLボタン)を消して、臨場感を出すとなおよいでしょう。
③角待ち・2段構え・クロスの斜線
もう一つ、角待ちや2段構えを映すのも俯瞰の視点では良く映ります。視線切り替え(初期R)をつけて、どんなふうにエイムを置いてるのかを映すことで大会で見たことあるようなカメラになりますよ!
6 その他気を付けること
輪郭の消し時・点け時
上でも少し触れましたが、観戦中の操作で敵味方の姿を消すキー「輪郭」が存在します。これはどのタイミングで使うのでしょうか?
いろいろ使い時はありますが、特に使ってほしいのはオペレーターを持った人を映す時です。そこにピークしそうなタイミングで姿を消すことで、「肩を抜いた!」や「ジャンプピークなのにそこ抜く!?」などといったキルシーンがより映えたシーンとなります。
他にもドローンのタイミングやスパイカメラなどの時も、実況の方が何人見えたかなどを伝えやすいので消すことをお勧めします。
投擲物の追尾
いわゆる定点を映すカメラです。初期はFキーに入っています。定点ナノスワームやリコンボルト、インセンディアリーなどをしそうな選手を見つけたら使ってみてもいいかもしれません。ただし本陣の進行具合を見てどっちの方が優先か判断しましょう。
試合中見てる場所
基本的にオブザーバーをしているときはミニマップを見ましょう。もうずっとガン見です。試合を楽しみたい気持ちはわかりますが、斜線の通り方に常に気を使い、交戦シーンを映せるようにしましょう。
7 おわりに
どこで経験を積む?
ここまで書いてきましたが、実際どこで練習すればいいでしょうか。一番手っ取り早いのはカスタムにお邪魔してやらせていただくことです。回数を重ねれば重ねるほどうまくなるものなので、いっぱい練習しましょう!
今回は1人の場合のもの
今回は1人でオブザーバーすることを前提に書いてきました。実際のプロの試合などでは複数人で役割分担をしながら行うので、また別の技術が必要になります。あくまでVCTとかとは違うので、気を付けてください。
今回の記事で少しでも参考になったよとかうまくなったよとかあれば嬉しいです!では今回はこの辺で!ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?