ぼくのゴス・ライフ in the 80’s!!
先月発売されたグラビア誌『BUBKA 8月号』の吉田豪さんの連載ページ『what’s 豪 ing on Vol.18』に僕のインタビューが掲載されたのですが、読んで頂けましたか?
豪さんにはこれまでも何度か取材をして頂いた事がありますし,2年前に『TEA』のアナログ盤をリリースした際に早期予約特典として作ったZINEの中でも、僕の10代〜20代にかけての音楽遍歴をかなり突っ込んで取材してくれましたが、今回のBUBKAはそれを上回る掘り下げっぷりなので、ぜひ読んで頂きたい!
それで僕が10代の後半にポジティブ・パンク(ポジパン) = ゴスだった話はこれまでも隠さずにして来たしコアなファンの方でしたら「またゴスの話をするの?」なんて言われそうですが、今回は本邦初公開のゴス写真も多数掲載するので、ぜひ多少お金を払ってでも読んでみて下さいね笑。
と言っても
別にゴスをやっていた事なんて偉くも何ともないんだけどね、、笑。
僕がポジティブ・パンク=ゴス (GOTH) と呼ばれる音楽にハマったきっかけは何だったんだろう。
流れとしては高校に入学した1983年頃はカルチャークラブなどのNEW WAVE、日本のアーティストもYMOやムーンライダーズ、ゲルニカ〜戸川純さんやプラスチックスのようなテクノ〜NEW WAVEが好きで、同時に英米のヒットチャートものやハードロックやメタルなども好きでした。
ハードロックやメタルは当時のギター少年なら必ず通る道でしたし、実際流行ってもいました。
ただ元々中学の頃からビックリハウスや宝島を愛読していた僕がパンクにのめり込むのは時間の問題だった訳で、高校に入るとスターリンやモッズ、セックス・ピストルズやダムドなどから入り、高1の後半になるとDOLLやFool’s Mateを買うようになりハードコア・パンクやポジティブ・パンクに出会ったんだと思います。
この頃の事はすごく覚えている事と全く思い出せない事の両極端、、。
セックス・ピストルズは高校に入って直ぐの頃、学校帰りに木更津のレンタルレコードのお店でイケナイ物に触れるような気持ちでドキドキして借りました笑。
スターリンは当時スキャンダラスな報道もあったし、僕は丸尾末広さんの漫画が大好きだったのでそれも大きかったのかもしれない。
異端漫画がすごく好きだったし、高1になるとすぐに幻想文学にハマり夢野久作の『氷の涯』や『ドグラ・マグラ』などを読み漁り、ゴダールの『気狂いピエロ』と『勝手にしやがれ』のリバイバル上映が有楽シネマであり、一遍にその世界の虜になりゴダールやトリュフォーなどのヌーヴェル・ヴァーグ映画や1920年代のシュールレアリスム映画やカリガリ博士などを夢中になって観まくったのです。
なので、ゴスのような退廃的でダークでおどろおどろしくて不穏、時に美しく時に残酷な様式美の世界にハマるのはとても自然ななりゆきでした笑。
同時にイギリスやロンドンのカルチャーが好きだったので、ロンドンのパンク・ファッションというか、80年代初頭のロンドンのクラブ・カルチャーの中で生まれ育ったゴスというカルチャーがたまらなく魅力的なでした。
正にこの『THE BATCAVE』というGOTH CLUBはゴスの聖地で一度行ってみたかったなぁ。
当時のTHE BADCAVEの動画も貼られた素晴らしい記事を見つけたので貼っておきます。
という事でここからは10代の頃のゴス写真をお届けします。
高校3年の3学期。
卒業間近な時期に木更津のPeppermint Houseというお店で高校最後のライブをした時の写真。
高2と高3の間の春休みの間、髪を真っ赤に染めました。
その時に木更津市民会館小ホールで、房総の高校生バンドが7バンドくらい出演したライブイベントがあり出演しました。
この頃僕はギタリストでした!
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