『ミニスカート』の頃の思い出はイエロー。
僕のソロ・デビュー・アルバム『ミニスカート』のレコーディングは1996年9月15日頃からスウェーデンはマルメのタンバリン・スタジオでスタートしました。
15日頃というのは、正確に何日だったのか覚えていないから、、。
ディレクターだった荒川くんに聞いてみたら良いのですが、突然それだけを聞くのも何なので今度何かの折に聞いてみようと思います。
そもそもなぜ僕がスウェーデンでレコーディングをする事になったのか?を知らない方の人のための簡単に説明すると、1991年末だったか92年初頭にリリースされたスウェーデンのバンド・エッグストーン(EGGSTONE)のSnap Recordsからの最初のシングル『AT POINT LAMA』を聴いて一目惚れをし、それ以来熱狂的に彼らの音楽を支持していました。
それから約2年すると同じくスウェーデンからカーディガンズがデビュー!
これがまた一目惚れをする訳ですが、調べてみると彼らがレコーディングをしたスタジオはエッグストーンが所有する『タンバリン・スタジオ』で、プロデューサーのトーレ・ヨハンソン氏も共にスタジオの所有者であり、エッグストーンのプロデュースもした事がある方だったのです。
すべてが繋がった瞬間でした!
そして僕の夢はタンバリン・スタジオでレコーディングをする事になったのですが、その約2年後に夢を叶える事が出来るなんてもちろん94年の僕には想像も出来ない事でした。
僕は95年6月末に初めてタンバリン・スタジオを訪れる機会に恵まれたのですが、その時の事は9月14日に noteで書いた『ぼくがスウェーデンに行った理由』で読む事が出来るので興味のある方はぜひご一読下さい。
エッグストーンのグリーンスタジオ
さて96年9月のタンバリン・スタジオでの初レコーディングの話に戻ります。
まず最初に一緒にレコーディングをしたのは僕が愛してやまないバンド・エッグストーンとでした。
2週間タンバリン・スタジオのメインルームに入り4曲録音をしました。
その楽曲は以下の通りです。
たまごの中の欲望
BABY BABY, ME ME ME
TOKYO TO LONDON
MIZU (Eggstoneの楽曲『Water』の日本語訳カバー)
この時僕は日本でプリプロをした3曲のデモを持って行ったのですがまだ歌詞は出来ていなくて、スウェーデンに行く飛行機の中でも歌詞を書いていました。
到着した翌日、まずはタンバリン・スタジオへ行きエッグストーンのメンバーにデモを聴いて貰いアレンジについてディスカッションをし、1曲1曲スタジオでセッションをしながらアレンジを詰めていく事になり、まずは『たまごの中の欲望』になる曲から始めました。
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