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コワイ
ただ
漠然と
コワイ。
昨年
自分はおかしくなったんじゃないかと思ったくらい
泣いたから
再びその悲しみを
味わう時が来るのではないかと
ただ漠然と
怖くなる
なんだこれは?
可愛い可愛いわが子たちに対してでさえ
感じたことがない感情。
これもまた
自分が成長するための
一つの味わうべき感情なのかしら?
と、ふと考える
大好きだった祖父、祖父、祖母
幼い時にだいたいいつ頃なくなるのかが
分かった。
とても悲しいけど
順番があって
仕方のないことだと
幼いながらに思った
でもだからこそ
後何度会うことが出来るのだろうと数えて
時間がある時は
できる限り
祖父母に会いにいくようにした
そして
私が幼い時に感じた年齢で
祖父、祖父、祖母は
亡くなった
B との交流が
ひょんなことから
再開した
とてもとても
とてもとても
嬉しい
同じ時間をシェアできるだけで
幸せだと感じる
そんな風に他人に対して思ったことは
今まで一度もない。
好きと言われて
嫌じゃないから
なんとなく付き合う
旅行に連れて行ってくれるし
美味しいものを食べさせてくれるし
損はないから付き合う
ある程度余裕があって
まぁ怒らない人だし
資産もあるし
結婚しよう
全ての恋愛が
打算的だった
それぞれの別れは
大して悲しくなかった
もし仮に夫が突然いなくなったらどうしよう
とは、思ったことがない。
勿論夫には
とてもとても
とてもとても
感謝している
ひど過ぎるかもしれないけれど
夫がいなくなることの
恐怖や不安を感じたことは
一切ない。
私だから
私は私だから
どうにか生きていくことができる
自信しかないから。
でも
B
に対しては違う
交流が再開したはイイものの
交流がなくなって
もしまた連絡することがなくなるようなことがあったら
またあの悲しみを味わうことになるのかと思うと
恐怖しかない。
怖い。
自分でも自分が変なのかしら?
とも思うのだけれど
でもそれが
紛れもない私の
今の感情だ
これが
恋?
ですか?
依存?
なに?
これ?
なんだこれは。
何でB?
それは私にも
分からない。
いや
分かってるんだけど
あまりにも宇宙的過ぎて
その理由に関しては
コトバにも残さない。
自分の中だけのことに
留めておこうと思う