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こんな香水が良いんじゃない? 

ムスク・アンバーといったベースノートを使わない香水を求めて、昨年8月にOPENしたイソップ吉祥寺店に行ってみた。

イソップは1987年に創業して以来、優れたスキンケア、ボディケア製品の創造を追求し続けてきました。
私たちの製品は、研究を重ねた植物由来成分と非植物由来成分を使用しており、すべての成分は私たちがこだわりを持って選び抜いたものです。

イソップ ヴィレーレ オードパルファム

https://www.aesop.com/jp/p/fragrance/fresh/vir-re-eau-de-parfum/

生い茂るイチジクの樹の木陰で過ごすひとときを着想源に描く、爽やかな翠緑を思わせる香です。木の下で飲むお茶の一口。吹き抜ける朝風に揺れる枝葉の優しい音。素朴な、宝物のような、時が止まる一瞬。

トップノート
ベルガモット・ガルバナム・プチグレン

ベルガモットとは柑橘系の果実の1種。シトラス果皮のほろ苦さと、みずみずしいフローラルな香り が特徴。 お酒や紅茶の香り付け、アロマオイルなどにも使われている。 柑橘系のフレグランスのなかでも落ち着きがある香りで、身にまとえば上品でクリーンな印象を与えらる。

ガルバナムは、セリ科の植物で、グリーン香気を代表する香料の一つ。 香料は、根・茎に切り込みを入れ、そこから流れ出た樹脂を固めたものから採取する。フレッシュな刈りたての草木を思わせる香りや重厚感のあるアーシー、ウッディー調のグリーンの香り。

プチグレンは、インド原産の柑橘であるビターオレンジ(和名:橙)の葉や枝から採れる精油。

ミドルノート
グリーンティー・マスティック・ピンクペッパー

マスティック樹脂とは、東エーゲ海に浮かぶギリシャのヒオス島南部にしか生育しないウルシ科の木から採取される天然樹脂。

ピンクペッパーは、ウルシ科の“コショウボク”という、コショウとは全く異なる植物の果実から作られる。

ベースノート
シダー・グリーンマテ・ヘイ

シダーウッドは、ウッディノートの基本的な香料。ヒノキ科やマツ科の樹木を原料とし、北米、メキシコ、グアテマラなどが原産地で、 樹木の心材の水蒸気蒸留によって香料が抽出される。 「シダー」は霊的なパワーを意味し、シダーウッドは寺院での薫香として古くから使用されてきた。

グリーン・マテは、煎茶や緑茶にちょっと草の香りをそえた味わい。

ヘイは、干し草の持つグリーンさ、甘さやアロマティック、土っぽくドライで、太陽に温められたような香り。

感想
無花果をイメージするヴィレーレは当たりでした。ショップの店員さんにはシングルノートの同じ香りを感じるだけではなくて、無花果が三段階で熟成していくという香の移り変わりを楽しむと考えと方がいいですよとのアドバイスを頂き、この人なかなか上手いことを言うなと関心してしまいました。結局、店員さんの熱意にも負けて購入することとしました。
実際に付けてみると、フレッシュな青い無花果の香りが最後まで続き、シンプルな香りを求める人にはこれはこれで良いと思います。
善い意味での青臭さが続く香水なので、オジサン(私も同類ですが・・・)の加齢臭防止に役立つことと同時にお洒落感も出て、あなたもイケオジに少し近づくことができるかもしれません。シングルノートであるため香水初心者にお薦めの香水です。


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