詐欺です!と、言ったら逆に訴えられかねない エクシア合同会社の巧妙なスキーム
エクシア合同会社(墨田区)は10月18日、東京地裁より破産開始決定を受けた。
破産管財人には小田切豪弁護士(三宅・今井・池田法律事務所)が選任された。
負債は現在調査中だが、約9000名に対して約850億円の出資を受けていた。
~社員権の取得勧誘で投資家とトラブルに~ より
>証券取引等監視委員会は2022年6月21日、現行制度では合同会社の社員権の取得勧誘は金融商品取引業に該当しないため、投資者保護の観点から合同会社の社員権の取得勧誘について、金融商品取引業法の登録が必要な範囲を拡大するなどの措置が必要と建議され、10月に施行。
なるほど、なるほど👦
単なる詐欺事件だと勘違いしていました。
しかし、新聞に載らないので、なぜだろう?と思っていたんですよね。
おそらく、事件性はあるのでしょうけど、それでは何の罪?といったところなのでしょう。
多分、こんな感じです。
うちの会社の社員になれば、配当として月に3%を受け取れます。
そんな高配当生活を送れる社員になるための権利を売ってあげますよ~
といったところでしょう。
社員になる権利を売っていたのであって、決して出資を求めていたわけではない、ということです。
会社が儲かれば自分も儲かり、会社が損すれば、自分も損するという仕組みです。
これってなんの犯罪?👧
というわけで、新聞沙汰にはしづらい案件のようですね。
まぁ、世の中、投資利回りが年率36%なんてものはありえませんから。