【本紹介】赤と青のガウン
もーりすです🐿️
さっそく本紹介！！
去年の秋の終わり頃読み始めたら
よし仕事辞めよってなり
引越だの仕事だの人間関係だのの
身辺整理で忙しくて
なかなか読めなかったのですが
最近やっとこさ読み終わりました♪
『赤と青のガウン』
彬子女王
本屋さんで平積みされてて
ふっと目に入った帯の文章
『生まれて初めて一人で街を歩いたのは
日本ではなくオックスフォードだった』
もうこれだけで読みたくなりました✨
どういった本？？
皇族である彬子女王の
オックスフォード大学での留学体験記です
エッセイ集ってやつですね
皇族という特別な立場にある彬子女王の
等身大の留学生活を垣間見ることができる貴重な作品です
ここが良いぞポイント☝️
①等身大の留学生活
留学中の苦労や失敗談、友人との交流などが
飾らない言葉で語られています
結構コミカルです😁
②皇族の素顔
皇族としての責任やプレッシャーを感じながらも
一人の女性として留学生活を楽しむ姿が垣間見えます
側衛さんエピソードかわいいです
③異文化体験
イギリスでの生活を通して
文化の違いや価値観に触れる中で
新たな発見や学びを得る様子が描かれています
感想
皇族の方ですが
ちっとも堅苦しくない
柔らかくてユーモアのある文章を書かれて
親近感が湧きました
失敗したり苦しい思いをしたり
言葉や文化の違いの中努力されたことも伝わりますし
たくさんの素敵な方達が周りにいたこともありますが
それは彬子女王自身の人柄が素敵だからなんだろうなと
そう感じられる一冊でした
私自身半年ほどですが留学経験があります
語学的な留学なので
アカデミックなことはあまりしてないですし
自分の気持ちの面での準備不足もあり
後半はホームシックと体調不良で辛い思い出もあって
その経験から留学をやり遂げられた方たちには
ほんと尊敬しかなくて
そんな私が彬子女王の気持ちわかるわーとか言うの
おこがましいでしかないんですが
一度でも留学された方や異文化体験された方には
共感できる部分も多いのではと思います
お父様である今は亡き寛仁親王とのやりとりも
普通の親子となんら変わりないというか
素敵な親子関係だなと羨んでしまうほどでした
皇族の方を身近に感じ
ほっこりできる素敵な一冊でした😊