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カービィ考察:マスタークラウン≒ニル説

注意

星のカービィシリーズ全体のネタバレ、妄想を含み、知っていることを前提とした話をします。こうかいしませんね?



※この記事におけるマスタークラウンはマホロアエピローグのラスボスとマホロアが奪った冠の両方をさします。
「エンデニル」は「ニル」と略すことがあります。


マスタークラウンとエンデ・ニルの共通点

①同じわざを使う

どちらも「巨悪と執念の冠」というマスタークラウンをもとにした技をつかいます。

カービィシリーズで関係のない敵が同じ技を使うことはよくあることですが、作中のキーアイテムを関係のない敵が使うとは考えられないため何かしらの意図があると考えます。

②4つの心によって封印されている


エンデニルは4本の心の槍で封印されていた。そしてマスタークラウンは4つ首の竜、ランディアによって保管されていた。

ランディアは4匹の竜に分裂することができる。
もし、「元々ランディアは4匹の竜だったが何らかの理由で合体し、1匹の竜になった」のだとしたら。 
そしてその理由が「マスタークラウンを保管するため」だとしたら。

マスタークラウンを、それがおよぼす影響をうけずに保管する為には「4匹分の心」が必要だったということになる。

そしてかつてエンデニルを封印するために4人の勇者が使った心の槍。これには封印した勇者たちのこころが込められている。

つまりニルを封印するためには「4人分の心」が必要で、ニルとマスタークラウンを封印する方法が同じ、マスタークラウンにはニルの特性があった事が分かる。

さらにマホロアエピローグで分かったことだが、マスタークラウンはれっきとしたダークマターの力がある。
能力は悪の心の増幅、悪の心を吸い取り破壊行動をすることだ。
まるっきりニルと一致する。
一応はマホロアがマスタークラウンの力を自分の意思(?)で使えたこと(クラウンが最初から乗っ取り、自立行動をしなかった)からニルそのものよりも祭壇に性質が近いだろう。
器(クラウン)に悪の心が溜まってやっと実体化するのだ。

4人の心によって封印された敵は他にもいる。
カビハンにて4人のカービィによって鏡に封印され(そして割られ)たダーク・D・マインド(ダークマインド)だ。
ディメンションミラーは願いを叶える効果がある。悪の願いが蓄積した結果生み出されたのがダークマインドだ。
ニルの祭壇と似て無いだろうか。

ハルカンドラの遺物にはニルの力を利用する物が多いのでは無いか。

結論

マスタークラウンはニルの祭壇をコンパクトにしてニルの力を封じ込め、使い易くした物だった。
それどころかハルカンドラ、他にもニルの祭壇と同じ構造のモノを作りまくっていた。
確かにそれらの道具をつかえば求める結果を出すことは出来るがそれでニルに準じたダークマター族が生み出されたら文明崩壊もするだろう。

そもそもダークマターが生み出された原因もハルカンドラなのでは無いか。

関係あるか分からないがニルは4人の生贄により復活した。「4」という数字はカービィ世界で重要な様だ

おまけ:マスタークラウンと星の夢


ハルトマンが星の夢を制御するためにかぶった装置はマスタークラウンをモチーフにして作った物だろうか。

星の夢とエンデニルの共通点
・星の夢にエンデニルの顔を模した模様がある。
・Soul.osの第4形態とニルのハート型の器の形

星の夢はギャラクティック・ノヴァと同じくらいニルとの関係の匂わせがある。

星の夢はギャラクティック・ノヴァの模倣品だけでなく、エンデニルの模倣品でもある様だ。
もしくはギャラクティック・ノヴァ自体が機械で再現したニルであったのか。

星の夢にニルの力を制御する為、マスタークラウンを模した冠型の制御装置があったとしてもおかしくは無い。

その力を利用しようとした者達が同じ末路を辿ったのも偶然では無いだろう。
(マホロアとハルトマンは意識を乗っ取られて逆に利用された)

ニルの力を制御して思うままに使うことこそマスタークラウンが作られた理由かもしれないが、その結果は失敗に終わった。
このような失敗からハルカンドラの文明は滅びたのかもしれない。



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