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(新しい洋楽フェスの形?)ロキソニの感想

  新年早々に開催された新しい洋楽フェスの「rockin'on sonic」通称ロキソニの二日目に行ってきました。フェスへの参戦を通して、色々な感じたことがあったのでお伝えしたいです。

ロキソニの会場

 まず、会場入って思ったのが「めちゃくちゃCDJ(カウントダウンジャパン)じゃん」ということです。「ROCKのオブジェ」や夏祭りのような提灯がフードエリアに飾られていて、学生時代にCDJに行っていた思い出が蘇りました。もともとこのフェスがカウントダウンの会場を利用して開催するというのもあり、装飾も引き継いでていいなと思いました。

1.ライブはめちゃくちゃ観やすいが・・・

 ライブ会場に入るとすごく視界も開けていましたし、誘導もスムーズでとても観やすい環境だなあという印象でした。お客さんもみんなぎゅうぎゅうで観ているわけではなく、いい感じにスペースを開けていたので、ライブが始まってからも前に行こうと思えば行くことが出来ました。スクリーンも大きくて、遠くからでも楽しめました。

Jesus and Mary chainのステージ

 しかし、このフェスの良さと悪さが少し災いしました。このフェスは全アクトを鑑賞可能というスケジュールというも大きな売りでした。ただ、以下のタイムテーブルを見るとわかるようにアクトとアクトの間にほとんど時間がない状態でしたので、ある程度前に行くと、次のライブの最初に間に合わないという状況がありました。

ロキソニのタイムテーブル

2.音はいい!

 サマソニとかだとメッセは音が小さいとか音が悪いなど感じてしまう瞬間がありましたが、自分には音がいいなと感じました!思い返すと、CDJで音で気になったことってなかったので、会場の条件であったり音響エンジニアが同じだったりしたのでしょうか。とにかくライブの音は聞きやすくて満足度は高かったです!

Death cab for cutieのライブ

3.客層は意外にも・・・・

 今回のロキソニ、30~40代のリスナーの方が多いのかなって思いましたけど、20代くらいの若いお客さんもかなり参戦していて意外でした。以下の記事にもあるようにレジェンドを観たことのない20代も意識していたそうなので、実際の動員にその狙いが現れていたのですね。
 また、洋楽好きが集まっているのもあり、ライブは盛り上がってました。最後のWeezerやマニックスは歌っている人もかなりいて嬉しい気持ちになりました。

4.その他で感じたこと

 今回のロキソニですが、総じて満足度の高いイベントでした!正直「お客さん全然いないじゃないかな」と思いながら会場に向かっていましたが、想像以上にお客さんがいて来年以降も開催してくれる希望も持ててよかったです。
 ただ、満足度は高かったのですが、課題がないわけではないです。1つは開催時期です。今回のフェスって若い方もいらっしゃってましたが、山崎さんもおっしゃているように30~40代がメインターゲット層なはずです。その方々は結婚していたり子育てをしている人が多いので、正月はなかなか外出できない、なんなら帰省して関東にいない人も多いはずです。そのため、そこは今後の動員を増やすための課題なのかなと思います。
 あとは洋楽が好きな人でも今回行かなかったまたは行けなかった人がいるので、そのお客さんをどのように取り込むのかは今後の検討が必要でしょう。

 新しいフェスをやるというのはなかなか大変だと思いますが、お正月から洋楽のフェスがあるっていうのはワクワクするので、ぜひ来年も開催してほしいです!

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