見出し画像

人生で一番悲しかった経験、流産。どう過ごしたか

この記事は、ブログから流産したときの記事をまとめたものになります。当時のブログをなるべくそのまま貼り付けました。


今振り返っても、流産はつらい。1人でたくさん泣きました。
でも、それまで妊娠反応が出たことがなかった私には、「いたわれば身体は妊娠できるよ〜、でも、もっと労わってね。」という身体からのメッセージだと受け取りました。流産後は仕事しながらも養生に徹して、4ヶ月後に願ってた妊娠とその後に無事に出産までたどりつきました。

流産のとき、いろんなブログを参考に心構えと乗り切ることができたので、私の経験も誰かのためになれば幸いです。

自然排出か、手術するか

流産が分かったから、相変わらず仕事に集中できない日々。やる気がでないー!

お腹の中ですが、手術するつもりでいたけど、自然に待った方がいいのかなと悩み中。
経過はこんな感じ

  • 7w3day  稽留流産診断。手術の方向で話す。

  • 診断翌週 茶オリが続く

  • 翌週翌週末 手術を予約するも自然に出てきそうな予感。帰宅後からたまに腹痛と、茶オリから赤い血へ

幸い仕事は基本的に在宅なので、今は自然で待とうかなという気持ちが強いです。
ただ、会社行かないと行けない日もある。。。そのときに始まったらどうしようとずっと悩み中。
まぁ、もしもの時のために万全のグッズで行けば大丈夫かな。

ドキドキするなぁ。

痛いのと、不安と、悲しいのと入り混じる。
でもあとこの状況も数日かと思うと、愛おしい日々だ。

流産(自然排出時の記録)

流産について、分かってからはどうなるのか不安で調べまくった。
いろんな人のブログを読んで心の準備ができてて、本当に良かったと思ってます。
なので、もしかしたら誰かのためになるかもしれないので、私の体験も残しておきたいと思います。

ちなみに私は自然に出てきました。
当日は、気を紛らわすために文章でポチポチ状況を残していたので、読みにくいですが記録としてそのままいきます。

流産診断から自然排出までの経過

  • 7w3day 稽留流産診断

  • 7w6-8w3day 茶オリが始まり、続く。

  • 8w3day 手術に備えた血液検査のため受診。内診で「まだ奥にいるけど、胎嚢がちょっと形が変わってきてるから近いうちに自然に出るかもねぇ」と先生。一応1週間後に手術予約するも、自分でも自然に出てきそうな予感。帰宅後からたまに腹痛と、茶オリから赤い血へ

  • 8w5day 夕方ごろからゆるい下腹部痛
    茶オリはもう出ず、生理の始まりかけくらいの血が続く

  • 8w6day 自然排出した日。

自然排出した当日の記録


日中


在宅だけど、全く仕事にならない集中力。
なんかぼーっとしちゃう。

17時〜

仕事は早々に切り上げ、なんとかごはんも作り、洗い物まで済ます

19時30分ごろ〜

下腹部痛がありながら、気分転換のためお風呂に。
温まる。お風呂では血は出ない
お風呂あがりにナプキン装着のためトイレへ。
そこでドバッと血が出る。といってもナプキンに余裕でおさまるくらい。

20時30分ごろ〜


ずっと下腹部痛。きゅーとする。
「はじまったか」って思わず言っちゃうくらい、なんかはじまる痛さ。
横になる。ここから血がドバッと出るのかな…ズボン履き替えようか悩む

21時ごろ〜


腹痛続く。なんとか歯磨きする
えづいたときに、股からドバッと出た。
トイレでチェック。血と、少し血の固まりが出た。大きいナプキンで充分大丈夫だった。
痛み少し和らぐものの、まだまだ波がある
横になる。湯たんぽでお腹温める

21時30分ごろ〜


いっとき痛みやわらぐ。
明日に限ってどうしても出勤…
このままいくらでも時間かかってもいいから、出てきてくれないかなと思う。
お腹に語りかけて、これでお別れかと思うと号泣。

ベットで完全に横になるのは血が漏れそうなので、ソファで毛布かけて上体を少し起こして横になる。ぐったり横たわり、痛かったり、ひいたりの繰り返し。

22時30分ごろ〜


ここで夫が帰宅。しんどそうな様子に「明日会社休みな」と言われる。
そう、明日に限って大事な予定が…明後日と予定をそう取っ替えしたい。

夫がしばらくトイレには入らないから占拠して大丈夫というのを確認し、トイレにこもる。
ナプキンの血は、ちょっと少ない生理2日目くらい。
夜用だとまだ余裕。

万一のキャッチのために便器の中に、トイレットペーパーをたくさんひく。
(これが本当ファインプレーだった!)
ちょっと前目に座って、そこから20分くらい。

痛かったり、痛くなかったりを繰り返し、2回くらいなんか出た感じが。

1回目は、ペーパーでこすると血でした。
2回目は血はあまり出てなく、あれ?と思い。

なんか痛みも引いてるので、一旦トイレ出ようと便器の中を念のためのぞくと、トイレットペーパーにギリギリキャッチされた血のついた半透明の何かがいる。

「胎嚢だ!」
と思い、用意してたビニール手袋で、ひろいあげ、ジップロックに保管。
衛生的にビニールを4重にして冷蔵庫で保管。

このときで23時でした。
そのあと、まだ子宮収縮があるのか、痛むけど明らかにマシになった気がする。

スルッと出てきてくれてありがとう。
ちゃんとペーパーの上に着地してくれてありがとう。
また必ず戻ってきてね。
今度はちゃんと産んであげれますように!
とりあえず今日は寝よう。

そう思ってようやくロキソニンを飲んで寝たのでした。



自然排出後の記録

受診するまで、8w6dayと9w1dayのどっちが排出日かわからなかったのでこの書き方してます。

8w7day


朝6時くらいに下腹部が痛くて目覚めるけど、そのまま横になってたらおさまる
この日に限って会社に行かないといけない日。
もう一眠りして会社行くか決めよう。

8時に起床。
腹痛もなし、気分も平気。

「ちゃんと会社行けるように、昨日出てくれたのかも…よし頑張って今日は行こう」

念のため履くタイプのナプキンを付けていく。
そこから出勤〜夕方まで特に体調も平気。早めに切り上げて18時前に帰宅。
帰宅してリラックスしたからか、痛みが出てくる。
血は生理3日目くらい。多い日のナプキンで余裕な感じ。

9w1day


しんどいな〜って感じで、朝はやはり起きれず
9時前に起きてみかんとナッツをたべる

痛みもありつつ、休み休み仕事する
昼は家でパスタを食べる
食後は少し横になる

午後のオンライン会議前にけっこう痛くなる
2時間ぶっ通しなので、途中ソファに横になりながら参加
オンライン会議は画面オフにできるから助かる…
寝ながらでも、案外会議はなんとかなったw

そこからも痛みがひどく、おやつ食べて気を紛らわそうとするも紛れず、20分くらい横になる
休み休みなんとか痛みがひいて足に毛布かけて仕事再開

そこからも緩い痛みがありつつ、なんとか今日やろうと思ってたことはおわた…
それでもたくさん仕事残ったなぁ。明日がんばろ。

夜になると痛みがちで、なんとか痛みと闘いながらごはんつくる。
そして食べる。
痛いけど食べれるw

ごはんを食べ終わり、再び痛みと闘いながら、食器を片す。今年導入した食洗機に感謝する日々…
かたしてる時に、なんか大物が股から出た予感。

台所を片し終わりトイレへ行ってナプキンを改めると、
塊が!

血の固まりかな?と思いつつ、胎嚢っぽくも見え、「あれ、一昨日出たやつが胎嚢では…?」と思いつつ、迷った時は両方だ!と思い、こちらもナプキンごとジップロックに保存しました。

そこからなんとかお風呂に入り、ぐてーとする。
0時くらいに就寝

9w2day


朝はやはり辛い。
でも夕方までお腹の痛みは1日通してほとんどなかった
仕事の集中力も少しずつ戻ってる感じ?

夕方病院へ、8w6dayと水9w1dayに出たものを持って。
どっちがどっちの日にでたものかわかるようにラベルはりました。
夏なので、ジップロック→ビニール→ビニール→紙袋って感じで、保冷剤入れていきました。

丸1日ぶりの外出、なんかやっぱりふらっとするな〜

先生に診てもらい、月曜のが胎嚢だったって。
内診もしてもらい、「きれいに袋でてますよ」と。
お薬もいらないって、よかったわー。もちろん手術もなし。

帰り道、綺麗な月🌖
帰宅後にベットで泣きながら妊娠アプリを停止。
また戻ってきてくれますように。

最後に

人生最高の喜びと、悲しみを経験した1ヶ月でした。
一生忘れることのできない夏です。それはそれは泣きました、たくさん泣いて悲しみました。
でも絶望はなく、希望を与えてくれた小さな命に本当に感謝してます。
だって、前を向いて生きてくしかないんですもの。

前に進むために、最後に振り返ります。

気持ちのめん


稽留流産を診断された日に、1時間以上、病院から家まで歩いて帰りました。号泣して。
夜だったので、ひと目もあまり気にせず思いっきり泣きました。
で、帰宅後ごはんを食べて(悲しくたってお腹は減る)ベッドに横たわり、夫にさすられながら号泣。その後も泣きたい時はいっぱい泣きました。だって一番悲しんであげれるのは、私だからね。泣くのは我慢しませんでした。稽留流産が診断された翌日は連休だったのですが、夫とちょっといいところにお出かけしました。これがかなり気分転換になりました。近い将来、今度は赤ちゃんも一緒にここに来ようという前向きな気持ちになりました。こんなに前向きになれたのは、やっぱり妊娠できたという事実があったから。薬膳カウンセリングを受けて体質改善して3ヶ月。本当にびっくり。引き続き体は労っていこうと強く思ってます。他の方の妊娠や赤ちゃんを見ると、本当にすごい!と思うようになりました。
妊娠も奇跡、産まれるのも奇跡だ。

仕事のめん


心拍確認できたら上司にだけは報告しようと思ってたので、結局会社の人には誰にも何も知らせず妊娠が終わりました。
きっと流産と言えば、長期休暇もとりやすいと思いますが、在宅勤務がメインなのと、体調もぶっ倒れるようなことはなかったので、人知れず済みました。
でも、流産はメンタル、体力ともに本当にしんどいです。無理だと思ったら報告してしばらく仕事を配慮してもらってたと思います。
たまたま、私は在宅勤務がメインだったのも運が良かったです。出勤がメインの人は絶対無理しない方がいい。

自然に出てくるにあたり用意しててよかったもの

これは色んなブログを読んで得た知識です。私はナプキンから血が溢れるような量が一気に出なかったですが、人によっては大量に出血もあるのでナプキン、タオルはたくさんあったほうが安心かと思います。あと、結局変えなくてよかったですが、汚してもいいように新しいトイレマットを用意してました。

  • 便器の中にトイレットペーパーをセット

  • キャッチのお供セット(ビニール手袋、ジップロック、ビニール袋)

  • 生理用ナプキン多い日の夜用たくさん(排出後の方が血がでた。外出しんどいので買っておいてよかった)

  • 履くタイプのナプキン(ここぞというときに。すごい安心感)

  • レンジでチンする湯たんぽ

  • 病院に持っていくときに保冷剤(ケーキ屋でもらえるようなの)

  • 丈夫でオシャレなショッパー(病院に持っていくため。つぶれないようショッパーに入れて大きいカバンに入れて持って行きました)

  • トロピカーナ鉄分

むすび


これで初めての妊娠の記事は一旦おしまいにします。
この夏秋は身体を目一杯休めて栄養を摂って、やりかけてる仕事をちょうど妊娠再開する時期までちゃんとやろう(無理はしない)と決めてます。自己責任ですが、色んな人のブログで情報や気持ちの持ち方を知って本当に助けられてます。
いつか私も誰かのそういう助けになれたらと思い、取り入れてよかったことなどはブログに書いていきたいです。
秋冬に向けて、早く赤ちゃんを迎えに行くために身体を整えていくぞー!

いいなと思ったら応援しよう!