そうしてよだかは星を目指す
タイトルを読んで面白そうな記事だなと思った方はすみません。ただの自己紹介です。まあ、まずはお茶でもどうぞ。心の舌で味わってくださいな。
おしながき
ネーミングと僕の原点
よだかと申します。この春から大学生です。タイピング&執筆の練習がてらnoteの門を叩きました。名前の由来は宮沢賢治の『よだかの星』。
よ「だか」と言っておきながら鋭い爪もくちばしもない。ただ、飛ぶ格好と鳴き声にだけうっすらとその面影がある。そんな彼が星を目指す。この時点でも感じるモノがあって、もう結構彼のことは好きになったのですが、完全に心を奪われたのはやはり最後のシーン。
馬鹿にされて、冷たくあしらわれて、それでも無我夢中で飛んで飛んで飛んで、その果てに灯った火は今も絶えず夜空を彩っている。
いっぱしのエンターテイナーを目指す以上、何があっても彼のような星になりたいと常々思っています。
次は僕の好きなものについてです。
コンテンツと僕の根源
多少フライングしましたが、僕の好きなものはエンタメコンテンツ全般です。そりゃまあ、アニメだのゲームだの、文学作品だのありきたりなものは人並みに好きでいくつか挙げられますが、そんな毒にも薬にもならない話を世に出すのは誰よりも僕が許せないので。
そんな僕の根底に流れているものこそがエンターテイメント魂だと考えています。エンタメコンテンツは見るのも創るのも好きです。
良くないですか、エンタメ。
小説も漫画もアニメもゲームも配信も演劇もドラマもバラエティーも、大小の差はあれど言ってしまえば嘘みたいなものです。
基本的に物語は与太話ですし、実際の出来事に即して描いたとしても必ずどこかに脚色が生まれます。
でもそんな嘘が、人を笑わせたり、感動させたり、価値観を変えたり、果てには人を救ったりするんです。
生まれた時からあって当たり前のように思ってたけど、これって実はとんでもなくすごいことなんじゃないかって思ったんです。
原則として、嘘は良くないものです。人を騙すなんてもってのほかです。
にもかかわらずエンタメが許容されているのは、あらかじめ断りを入れているからだと思っています。「この物語はフィクションです」と。
エンタメコンテンツを摂取しているとき、僕らはみんな進んで騙されに来ているのです。
自分と全く関係がない架空の人物に感情移入して共に泣いて共に笑い、現実世界とは微塵も関わりがない世界の話を当事者のような気分で味わえる。
物語が終わってもそこで得た感動や学びは心の中に残り、人によっては生涯影響されることもある。
漫画を「人生の教科書」と例える人だっている。
これって全部、嘘なんですよ。それもただの嘘ではなく、嘘であると前置きされた嘘が成し遂げていることなんですよ。
そんなものが信じられないほどのパワーを持っているんです。
それこそ嘘みたいな話だと思いませんか?
更に言えば、エンタメというのは「いっちょ騙されてやろう」という心の余裕がないと楽しむことができません。
嘘であることを承知の上で鑑賞する。
それは一定以上の精神的裕福さの証明であり、そういった人たちと同じ嘘を共有する、という楽しみ方もエンタメの醍醐味です。
エンタメコンテンツ、という概念に対してここまで執着している僕が、未来像にエンターテインメントを絡めるのは必然だったのかもしれません。
キャリアプランと僕の展望
ここでは僭越ながら僕の夢、そしてそれを踏まえたnoteにおける活動方針について説明させていただきます。
再三申し上げている通り、僕の夢はエンターテイナーになることです。
そして、ここでいうエンターテイナーは必ずしもクリエイターであることを意味しません。
時に創り、時に創る人を支え、より良質なエンタメコンテンツを提供する。そんな生き方を志して日々精進しています。
さしあたっては小説漫画アニメゲーム配信演劇その他娯楽の類は積極的に話題にしていこうと思っています。
必死にお金もためてエンタメイベントに参加できればそちらの話もしたいです(運営側に回れたりすればなおよし。コミケに行くのが夢)。
また、それ以前に僕は大都会に放り出される等身大の田舎学生でもあるので、その辺の日常も題材にしたエッセイなども書いていく予定です。
晴れて大学生。これから得難い体験を数えきれないほど積んでいくと思うので、未熟者なりにコンテンツ論など書けるようなりたいな……とも。
エンディングと僕の願望
最後に、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
皆様が割いてくださった時間に相当するコンテンツが提供できたのなら、エンターテイナーとしてこの上ない幸せです。
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