【他者承認から自己承認へ】
若い頃はフォークソングが流行り、自分も詞を書き曲を作り人前で歌った。コンサートを企画・主催する団体を作るメンバーになり会場を押さえチケット、ポスターチラシを手刷りした。
野外コンサート、喫茶店を借りて、行政のバックアップでアマチュアのコンテストの舞台監督もやった。
ライブハウスを開いた。ライブスケジュール、チラシを作った。ブッキング、飲食メニューを作った。
ブログが流行ると日常の出来事を投稿した。SNSにアカウントを作って発信した。
承認欲求が強かった。
ACアダルトチルドレンは自己評価が低いので、他者からの評価に依存する。私もそうだった。
若い頃の歌と同じように、聴き手を前提に歌ったように、歌が文章に変わっても、読まれることを前提に書き続けていたが、満たされることはなかった。
最近になって、歌うこと(めったにないが)も書くことも自分のためのものになっている気がする。しばらく前に始めたDTMも。
誰かのためではない、自分のため。他者承認から自己承認に変化してきた。
これからは自分のために表現しようと思っている。