簿記の自学(4)分記法
簿記には記帳方法がいくつかあります。分記法、三分法と総記法、ほかにもいくつかあります。簿記の出題範囲には分記法は入っていないようですが、先に分記法を知っておいたほうが便利らしい。
・分記法
商品を売買するときに使う記帳方法のひとつ。「商品(資産)」と「商品売買益(収益)」で処理する方法です。
・12月15日に現金100で商品を仕入れました。
(商品という資産が増加した。現金という資産が減少した。)
・12月17日に現金200で上記商品を売買しました。
(現金という資産が増加し、商品という資産が減少した。その差額が収益となる。)
例のように分記法は商品と商品売買益の2つに分けて商品の売買を記入する方法です。