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俺はプラ太郎 【連載企画:#00 〜序文〜学生時代編】

  • 序文

noteを続けるにあたって、適当に書き続けてても構わないのだけれども、当て所なくというのも読み手にとっては路傍の石となってしまうだろうし、数日考えておりました。

ということで、自分史を紐解いて「お前何者なんよ」というのを残しておくことで知ってもらえる機会となればこれ幸いです。

プラ太郎という実在の人間は、令和3年12月現在、独立から10年以上経ったフリーランスクリエイターです。デザイナーでもあるし、案件によってはディレクターだし、企業のマーケティング戦略の企画から発信まで個人だったり取引先経由で請け負ったりしています。

SNS等で自分から発信していくことについては、新しいキッカケを創出したいということと、それによりまだ目指せる(経済面でも仕事の充実面でも複合的な)高みへの活路を求めてになります。
そんなわけで、背景が分かる人間のことの方が読んでくださる方々にとっても距離感を測りやすいというか、親近感も持ってもらいやすいだろうということから自分史をしばらくは続けていこうと思ってるわけです。
不定期かもしれませんが、きっちり今現在までを書いていきます。

それではよろしくお願いします。
はじめましての方もそうでない方も。
この連載企画自体は十数回になるんじゃないかと予定してます。
(2021/12/05現在の予測)


  • 最初は学生時代、そして社会へ向かって

学生時代といっても小中高とそこまでさかのぼる気もありませんので、生い立ちも含めてザッと書いていきます。
日本に生まれて日本で育ちました。
性別は男ですね。令和のアラフォーランク帯です。
昭和の後半に産声を上げて、平成を駆け抜けての今ですわ。わりと生きてこれましたね。おとなしかった少年も今や紆余曲折あったものです。

さて、高校を卒業して俺が受験を経て入学した学校は服飾の専門学校でした。今は知らないけど当時は国内ではメジャーなところだったと自負してますよ。

時代はバブルってやつが崩壊して、周囲の友達も未来を見越して大学に進学したり就職したりするやつもいる中、絵が描けるとかオシャレだねっていう友達からの軽い褒め言葉から調子に乗って、「いっちょファッションの世界で一旗あげたらぁ!」なんてね、向こう見ずにも程があるよね。親も困惑しただろうなぁ…
俺ならまずぶん殴るだろうけど、父親の懐の深さを今さら思い知るよ。
しかも今全然関係ない仕事してるし。
とはいえ、その頃の経験からクリエイティブ関連職っていう大枠からは外れてないからギリセーフだね。多分だけど。

専門学生はね、高校時代とは打って変わって皆勤賞でしたよ。
高校時代はちょっとグレた時期もあって出席日数と成績はギリギリだったけども、やるならちゃんとしようと心機一転して専門時代はまず休まないことを第一にしてました。
なによりおもしろかった。
なんっっっっっっっっっっっっっっっっっっにも知らなかったのよね。
ファッションについてとか、洋服作りとか、流通とか、デザインとはみたいなこととか、なにもかも。
だからもうね、喰らいついていくしかねぇなっていうのがあったから休んでられなかったの。課題が多すぎて自主退学していく同級生もチラホラ見かけたけど、かまってもいられないのよ。楽しいと自分の内にあるなにかを磨くことで精一杯だった。
プラ太郎は少年から青年になっていく過程で、いい時期を過ごしたと思う。
その甲斐あって、クラブイベント主催したり、コンクール入選したり、なんか手応えと未来への自信の小さな根拠を持てた。
頑張りすぎて倒れたこともあったな…
まぁそういう人も結構いるか。いるね。

毎日満員電車に揺られてさ(なぜか痴漢にも遭遇したこともあったな…イケメンとかでなくそれなりに悪ガキだったと思うんだけど…多分間違えたんだろうね。痴漢に遭うとマジで身動きできないよね。なんだあの経験。人生にマジで役に立たねぇ…めちゃくちゃ脱線した)、眠い目をこすってピンクッションと指ぬきを装着して、布地とミシンに向き合う日々。
デザイン画を描いたり、表現方法を追求したり、美大生のように過ごせる学校だったなぁ。

と、思い出話を書くと尽きないので割愛しておこう。
(だいぶ書いた気はするけど)


  • 就職活動へ

二年制ではなく、三年制のコースだった。
基礎から学んでデザイン学科へ進級して、卒業年次は学内でもそれなりに成績優秀者なのかなって自覚したりして、当然上には上がいたけど、「俺だってそれなりなもんだろ」っていうくらいには鼻っ柱も強くなってて、なんの不安も無かった。

世の中のことをあまりにも知らなすぎたね…

時代は大不況時代。

そんなタイミングで社会人になるべく就職活動へ走り出していくことになるのであった。


つづく


2021/12/05
プラ太郎

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プラ太郎
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