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『奥むさし飯能を歩こう!渋沢栄一ゆかりの地で飯能戦争の跡をいく』を開催しました。【千早地域文化創造館@豊島区】

豊島区にある5つの地域文化創造館は座学・ものづくり・まち歩きなどさまざまなジャンルの講座を開催しています。なかでもまち歩きは人気です。今年は大河ドラマ「晴天を衝け」で盛り上がりをみせる埼玉県飯能市を訪ねました。確か9月中旬だったでしょうか。大河ドラマ「晴天を衝け」を観ていたら"飯能"が出てきたのです。偶然にもこの講座を募集していた時期と重なったので嬉しかったですね。

待ち合わせは西武池袋線「飯能」駅で。

秋晴れの期待も空しく前日の予報はズバリ雨。幸い傘の出番は最小限で済んだのですが師走の寒さが骨身に沁みる一日に。

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飯能市街でたてもの探訪を。

ここからはサラサラと写真でご紹介しましょう。飯能駅北口を出発し少し進むとレトロな雰囲気の飯能銀座商店街が左手に見えます。

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まずは飯能織物協同組合事務所棟です。白い壁にピンクの窓枠が可愛らしい木造洋館。屋根の上にしゃちほこがいますよ。

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続いて木造二階建ての長屋です。店舗側は西洋風のファサードになっています。関東大震災以降に多く造られた看板建築ですね。

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銀座通りを過ぎ広小路にあるのが中清米店です。飯能戦争の大火にも耐え現在に至ります。慶応2年にはすでに存在していたことがわかっています。

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道中の道案内もいい感じですよね?

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店蔵絹甚です。黒漆喰で仕上げられた美しい光沢は当時のままだそうです。

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大通りを抜けるとまもなく飯能河原です。景色は一変してなだらかな里山が見えてきますよ。

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飯能河原の交差点にある観音寺です。創建810年とかなり歴史があります。堂内の建物は飯能戦争によって消失し現在あるものは明治16年に再建されました。旧幕府方が立てこもったお寺の1つです。

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江戸時代の風景にふれてみた。

観音寺裏手から飯能市立博物館へ抜ける道があります。ご覧の通りかなりの高低差があるので歩くときは注意が必要です。

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この風景は江戸時代からほぼ変わっていないとのこと。途中、諏訪沢と呼ばれる小川が流れる癒しスポットがあります。夏は涼しいので旅人たちの休憩場所にもなっていたようです。当時はこのアップダウンを荷車で通っていたわけですから大変でしたね。

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諏訪沢を登り切ったところで諏訪八幡神社飯能市立博物館が見えてきました。

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『飯能と渋沢栄一』展 @飯能市立博物館 きっとす

飯能市立博物館(愛称 きっとす)は今回のテーマでもある飯能戦争のほか自然・史跡・産業・まちづくりなど飯能についての詳しい資料が充実しています。

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現在は『飯能と渋沢栄一』展が2021年12月26日(日)まで開催中です。入館すると気になるパネル達がお出迎えをしてくれますよ。

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飯能市立博物館を後にし、目の前の天覧山を「眺めます」。というのも雨天につき惜しくも登頂を断念しました(泣)。旧幕府方はあの天覧山にのろしを上げ明治新政府方が駐屯していた扇町屋(埼玉県入間市)見下ろしていたのでしょうか。

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ちなみに今回のガイドコースは飯能市立博物館のおでかけガイドマップ(飯能戦争の跡を訪ねるコース)を参考にしました。詳しい解説付きです。ぜひご覧ください。

美しい、「能仁寺」へ行こう。

今回私たちをガイドしてくれたのが飯能市立博物館の尾崎館長さんです。おそらく大河ドラマを見て飯能戦争を知った方も少なくないのでは?現地での歴史解説はこんなにも面白いんですね。参加者の皆さんの目がとってもイキイキしていました。

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能仁寺は紅葉の名所として有名です。写真は10月中旬の様子ですが例年11月中旬から下旬が見頃です。

おわりに

天覧山下の公園に鉄腕アトム像があります。豊島区の方々をお連れしているのでこちらを見過ごすわけにはいきません。1983年5月完成のアトム像は世界に1つだけの手塚治虫公認の銅像と言われています。(後ろからでゴメンナサイ)

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今回パンフレットなどのご協力をいただいた奥むさし飯能観光協会大通りにあります。建物も素敵なのでぜひお立ち寄りくださいね。

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まもなく紅葉シーズンに入る飯能は池袋駅から約60分。心もカラダもリフレッシュできる穏やかな環境がここにあります。最後までお読みいただきありがとうございました!





















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