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AI寿司小説「逆に握らせていただきやす」第33話
【ぷ】※
「よし…とりあえず寿司を食べながら考えよう!」
時間はちょうど正午を迎えたところだった。黒スーツの男はいったん落ち着きを取り戻すべく、ランチミーティングを提案した。
ウォンバットは快諾した。
「それもそうだね!あんまりダッシュしたもんだから腹ペコマックスキャパシティ2023―太陽神の誘い―だよ。」
「それに、この星で独自に進化を遂げた寿司にも興味があるしね!ところで、腹ペコマックスキャパシティ2023―太陽神の誘い―とは何なんだい?」
ウォンバット2号の疑問はもっともで、まるで意味がわからない。
ウォンバットはきっと、さっきの出来事で気が動転しているに違いないが、どうにもフレーズが気になり、それが何なのか聞かずにはいられなかった。
エイリアン・アリが口を挟んだ。
「腹ペコマックスキャパシティ2023―太陽神の誘い―は、2018年にアリゲータリウム星で公開された、SF空腹グルメ映画です。
空腹の青年・キャパシティゼロが空腹を満たすため、熱々の太陽の上でお好み焼きをひっくり返す情熱溢れるストーリーで興行収入5兆アリゲータダラーを記録し、大ヒットしました。」
突然、抑揚の全くない調子でそんなことを言い出したものだから、クルー達は目を丸くした。
しばらくの静寂の後、エイリアン・タリがガパッと口を開いた。
「…アリよ、おまっしゃろ?おまはん何を喋っとるんや?しかもどえらい棒読みやから、みんなびっくりしとるやないかい。 どないしたんやいったい?」
アリはキョトンとした表情でこう返した。
「え?私得意の、今流行りのAI音声合成ものまねですけど?AI音声合成、知らないですか? あ、ちなみに今の映画の情報は即興で作ったやつで、全部適当です!そんなわけわからん映画、あるわけないやないですカパッカパッカパッ!」
アリのそれは、どうやらアリゲータリウムジョークだったようだ。タリも釣られてカパカパし出した。
店内に乾いた顎打ち付けステレオサウンズが響き渡る。
この星は、まだわからないことだらけだ。
【CHA】※
クルーたちは不思議な雰囲気の中、お腹を満たすべく寿司を注文した。
寿っ司んぐのメニューには、アリゲータリウム星ならではの独自の寿司が並んでいた。ウォンバットたちは興味津々でメニューを眺めながら、地球の寿司との違いを探り始めた。
「ここのメニュー、見てみろよ!『アリフライ寿司』ってあるじゃないか!これは一体どんな寿司なんだろう?」
ウォンバット2号が興味津々で指をさして言った。
「それと、『クワッと巻き』も気になるな。クワッとって何だろう?」
黒スーツの男が興味津々にメニューを読み上げた。
「ほんまや!他にも『爆走ロール』とか『トゲトゲ巻』とか珍しいネーミングが並んでるな。これらはどんな味なのか、早く試してみたい!」
ウォンバットはワクワクした表情で話した。
クルーたちは、アリゲータリウム星独自の寿司を楽しみながら、不思議な出来事や不審者たちのことを一旦忘れて、おいしい寿司の味を噛みしめることにした。
ーつづくー
※【ぷ】はぷぷりぷり男パート、【CHA】はCHAT GPTパートです。俺とGPT(下の名前呼びで仲良しアピール)とで、ネタとシャリが織り成すハーモニー奏でていきます(意味不明)。