AI寿司小説「逆に握らせていただきやす」第37話
【ぷ】※
さて、いよいよメインディッシュだ。トゲトゲ巻きの登場である。
名前のとおり、球体に複数のトゲが備わった中世ヨーロッパの武器であるモーニングスターのようなそれはかなり大型で、これまでここで提供された変わった食材を使いながらもちゃんと寿司寿司していたものと比べると、外見上とても寿司のようには思えない。
トゲも非常に硬質で鋭利な雰囲気に満ち満ちており攻撃性も高いように見受けられ、もしもこれを食べれば体内のあらゆる部位に突き刺さって絶命は免れないのではないかと思えるほど絶望的に寿司の、いや食べ物のルックスではなかった。
こいつは何なんだ?動物なのか?植物なのか?はたまた鉱物なのか?生なのか?熱処理済なのか?お母さんはおるんか?今日来てるんか?え?あの左から3番目の人?あれお前のお母さんなん?あの着物着てる?暑ないん?お前んち金持ちなん?
全てが謎に包まれているせいか、トゲトゲ巻に恐怖心を覚えすぎて途中から授業参観の思い出と融合させてしまった黒スーツの男はものは試しだと、恐る恐るトゲの部分をしっかりと掴んだ。
しかし、トゲの表面にはややぬめりがあるため口に運ぶ際に手が滑り、頭部にトゲが深々と突き刺さった。
【CHA】※
「うわっ!ちょっと待て、これは予想外の事態だ!」
黒スーツの男が叫ぶと、クルーたちは驚きの表情を浮かべた。
しかし、不思議なことに黒スーツの男は痛みを感じるどころか、むしろ喜びの表情を浮かべていた。
「これは…これはなんだ!痛みもなく、むしろ不思議な快感が広がっていく!」
彼の体からは奇妙なエネルギーが放たれ、トゲトゲ巻きによって突き刺さった頭部が光り輝き始めた。
クルーたちは驚きと興奮に包まれ、トゲトゲ巻きの不思議な力を目の当たりにした。
「これはまさにアリゲータリウム星の魔法だ!トゲトゲ巻きの力に触れたことで、私たちにも何か特別な力が宿るのではないか!」
ウォンバット2号が興奮しながら叫んだ。
クルーたちはそれぞれのトゲトゲ巻きを食べながら、自身の体に起こる変化に注目し始めた。
すると、彼らの体からも光やエネルギーが放たれ、それぞれが個別の特殊な力を手に入れたのだ。
ウォンバットは地中を掘り進む能力を得て、黒スーツの男は物体を凍らせる能力を得た。さらに、エイリアン・アリは物体を浮遊させる能力を手に入れた。
ーつづくー
※【ぷ】はぷぷりぷり男パート、【CHA】はCHAT GPTパートです。俺とGPT(下の名前呼びで仲良しアピール)とで、ネタとシャリが織り成すハーモニー奏でていきます(意味不明)。