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AI寿司小説「逆に握らせていただきやす」第53話

【ぷ】※
司郎は取り戻した記憶を辿りながら出世魚ワールドでの出来事をクルーたちに話していった。

美しい風景の数々。寿司屋の屋号が夢にぎるであったこと。そこで寿司ンジャーと出会ったこと。夢にぎるの超巨大な巻き寿司タイプの調理場に案内され、そこでは現実世界で司郎が開発した寿司がタイタニック寿司やトーテムポール寿司、産業用ロボット寿司へと驚異的な進化を遂げていたこと、頭部めり込みスクーターハンドルがいつの間にかヘラジカの角に進化していたこと。

あ、一つ忘れていたようだ。

「そう言えば。クルーのおまはんらは、どっちなんや?」

クルーたちは司郎の質問の意味がわからなかった。ウォンバットが司郎に訊ねた。

「おい、司郎よ。どっちなんやてどういうこっちゃ?新日か全日か、どっち派かっちゅうことか?おまはん、それは悩ましすぎるやろ。」

「いや、確かにそれは悩ましおまんがなやけれども、そうやないんやウォンバット。

わてが出世魚ワールドの夢にぎるで会うたのんはこの寿司ンジャーだけやなくウォンパイヤのみんな、それに寿っ司んぐクルー…せやから、わての妄想の世界の黒スーツの男、ウォンバット、ウォンバット2号。おまはんらに会うとるんや。

それで、おまはんらはどっちかなと思たんやが、おまはんらは、リアルのおまはんらってことで間違いないよな…」

クルーたちはそれを聞き、何かゾワッとした。

「な、なんやてぇ司郎!つまり、わてらは…」

黒スーツの男の気付きに寿司ンジャーがお、わかってんじゃん、といった表情で頷き、司郎にかわって説明を続けた。

「ザッツライトや。おそらく、おまはんらはリアルのおまはんら、つまり今わてらの目の前にいるおまはんらの他に、この空間のどこかで妄想の産物であるおまはんらも同時に存在しとるはずや。

目をクワァっと見開き、悟りを開いたかのようなアトモスフィアを纏った喋り猫ジンくんが皆に提言した。

 「とりあえず探しましょう。もうワンペアのおまはんら…妄想の産物のほうの寿っ司んぐクルーを。」

【CHA】※
クルーたちはジンくんの提案に賛成し、もう一つの自分たち、妄想の産物の寿っ司んぐクルーを探し始めた。アリゲータリウム星の広大な緑の草原を駆け巡り、小川を渡り、湖畔をさまよいながら、彼らはもう一つの自分たちを見つけようと奮闘した。

しばらくの間、何も見つからずにいたクルーたちだが、そのうちにある異変に気付く。ウォンバット2号が言った。

「なんか…気配がする。」

彼らの周囲には何か不可思議なエネルギーが漂っているようだった。そして、次第にそのエネルギーが収束して、目の前に新たな存在が姿を現した。それは、もう一つのクルーたち、妄想の産物の寿っ司んぐクルーだった。

その姿はリアルなクルーたちとよく似ているが、微妙に違いがある。彼らの表情はちょっと魅惑的で、服装もいつもより派手でユニークなものだった。そして何より、彼らの背中にはさまざまな寿司が描かれているタトゥーがあった。

ーつづくー

※【ぷ】はぷぷりぷり男パート、【CHA】はCHAT GPTパートです。俺とGPT(下の名前呼びで仲良しアピール)とで、ネタとシャリが織り成すハーモニー奏でていきます(意味不明)。

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