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AI寿司小説「逆に握らせていただきやす」第9話

【ぷ】※
寿っ司んぐ・ウォンパイヤが成功の軌道に乗り始め、働きづめだった寿っ司んぐクルーはようやく休暇をとることができた。

司郎は日頃の疲れを癒やすべく、何をするわけでもなく自宅でのんびりと過ごしていた。 なんとなくTVを付けると、連続寿司ドラマ『おにぎりやす』第5話が放送されていた。

新進気鋭の演技派俳優・語彙優の演技は目を見張るものがあり、さまざまな困難にみまわれながらも奮闘し一流の寿司職人を目指す主人公の夢にぎるを見事に演じ切っていた。
その姿はまるでかつての司郎そのものであり、思わず感情移入しながらにぎるの一挙手一投足を食い入るように眼を注いだ。
本物の寿司職人を完全に魅了するほど、『おにぎりやす』は非常によくできたドラマだったのだ。

「…ん…?」

司郎は異変に気付いた。
『おにぎりやす』はもともと司郎得意の妄想が生み出した、司郎の脳内だけで展開される架空のドラマだったはずだ。

夢にぎるだって、にぎるを演じる新進気鋭の演技派俳優の語彙優だって、もちろん架空の存在のはずだ。

しかし今、テレビでは間違いなく本物の語彙優が本物のドラマのなかで夢にぎるを演じているのだ。いったい、どういうことなんだ…?

自分の妄想が現実となっている事実に、司郎は混乱した。

【CHA】※
司郎は目を疑いながらも、画面に映し出される語彙優の演技に心を奪われていった。

ドラマのなかでは、夢にぎるが巧みな技術で握る寿司の美しさや、その繊細な味わいを追求している姿が描かれていた。語彙優の演技はまさに魂を込めたものであり、司郎はその情熱と真摯さに心を打たれた。

しかし、司郎は自分が妄想したキャラクターが実在の人物になったという不思議な現実に戸惑いを感じていた。彼が「おにぎりやす」という架空のドラマを思い描いた時、そこには語彙優や現実の世界の寿司文化が関わるはずはなかった。

考え込んだ司郎は、思いつめた表情でテレビに見入っていた。

すると、不意にドラマのなかで夢にぎるが何かをつぶやく場面が映し出された。しかし、そのセリフが司郎にははっきりと聞き取れなかった。

「なんて言ったんだろう…」と司郎が口にすると、その瞬間、テレビのなかの夢にぎるが目を向けるような仕草を見せた。

司郎は一瞬、自分がテレビのなかに引き込まれてしまったのではないかと思った。しかし、現実の自分はまだ自宅のリビングにいる。いったい何が起きているのだろうか。

混乱した司郎は、遠くの棚に置かれている古びた本に目が留まった。それはかつての彼が妄想を広げるために使っていた「おにぎりやす」のノートだった。

ふと思い立ち、司郎はそのノートを手に取り、テレビのなかの夢にぎるの言葉を思い出そうとした。ノートをめくりながら、彼の妄想の世界と現実が交錯する理由を探り始めたのだった。

ーつづくー

※【ぷ】はぷぷりぷり男パート、【CHA】はCHAT GPTパートです。俺とGPT(下の名前呼びで仲良しアピール)とで、ネタとシャリが織り成すハーモニー奏でていきます(意味不明)。

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