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【エッセイ】安い服でも良いじゃないか (約1200字)
私は服を買うのが好きです。新聞に入ってくる服の広告を見たり、近所のスーパーの服売り場によく行ったりします。でも、高いものは買いません。安物ばかりです。この前本屋でファッション誌を立ち読みしたら、5万円以上の服が載っていて、自分とは一生縁のない世界だと思いました。
5千円以下のシャツやパンツが理想です。実はこれも見栄を張った言い方で、2千円以下が理想です。安ければ安いほど、嬉しくなります。近所のスーパーで古着を取り扱っていたことがありました。そこではどんなものでも、300円で売っており、狂喜乱舞してよく通っていました。ブランド物でも300円です。利益が出ないせいかその売り場がなくなったことが、本当に残念です。
よく探せば、安いものでも着やすくて、自分で着て心地良いというものが見つかります。そのような服を探すのが、楽しいです。ブランド物の服を着て街を歩いても、私に注目する人がいることは100%あり得ないので、実際に着て自分がどう感じるかを重視しています。人の視線はまったく気にしません。
私が服を買うときに重視するのは、値段と色、着やすさです。値段は上記に書いた通りです。色は温かみのある色が好きです。具体的に言えば、黄色やオレンジ色です。特に黄系統の服はたくさん持っています。タンポポや向日葵といった花が好きなので、黄色い服を着ると自分の好きな花と仲間になったような心地がして、嬉しいです。
青色の服も好きです。持っている服の六割ぐらいは青色です。青は自分の好きな色なので、服を選ぶときもその好みが反映されるのだと思います。どういうわけか青の服を着ると、心が落ち着きます。
着やすさも重視します。パリッとした雰囲気の服よりも、柔かくてゆったりした感じの服が好きです。身長180センチで、体重が65キロぐらいなのでサイズ的にはLの服がぴったりなのですが、一つ上のLLを買うこともあります。
使ってある材質を重視する方で、綿100%の服が特に好きです。つい最近の綿100パーセントの長袖のシャツを買いました。ただ、綿100%のものは高いこともあり、服代をケチっている私は購入を控えることもあります。
最近ワークマンの服が気に入っています。名前から仕事をするときの服を売っているところだと思っていたのですが、普段着として着ることができる服も多く販売されており、初めて行った時に驚きました。女性用も売っています。何よりも嬉しいのは、値段が安いことです。2000円以下の商品がたくさんあります。1000円前後のもの多くて、節約したい私には嬉しいショップです。
服は毎日着るもので、自分の気持ちにも影響します。だから、値段やブランド、人の視線といった事より、まず自分の感覚を尊重して選びたいです。
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